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かーちゃんはつらいよ

施設入所した19歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

準備を整える日

2018年07月19日 18時51分40秒 | みゆみゆとの生活
来週から夏休み。
そして来週は、二つの本番がある。
子ども福祉塾の講師と、
福祉施設での演奏。

今日の午前中はパワポと資料を仕上げ、主催の社協さんに持って行った。
小学生に分かりやすく伝わるように、あと少し、話す内容など練ってみます。
ほんとは中学生にも伝えられるといいんだけどな、
と言ったら、ぜひ、と言われてしまった。
ハハハー。また来年ね。
私なんぞでよければ、どこへでも行って何でも話しますよ。

午後は買い物してからお昼寝。
暑いからね、休息も必要。
体力温存することも夏休みに向けての準備の一つだ。
という、言い訳(笑)

休憩のあとは、久々にフルート練習を。
来週の演奏ではバロック曲を一つやるので。
しっかり音出ししとかなきゃ。
クラシックはボロがすぐに出るからね。

昔やってた教則本を引っ張り出して吹いてみた。
アンデルセンの練習曲。



譜面ヅラの割にはそこまで難しくないのですが、
譜読みがめんどくさい。
ダブルシャープきらい…。

吹ききったら、早い曲吹きたくなって、「熊んばちの飛行」に挑戦。
一通り吹いてからプロの演奏聴いたら、早さにビビった。
「熊んばちの飛行」上野星矢さん
1分切るって!上野星矢さん、すごすぎる!
あ、彼は音のきらびやかさとパワーも規格外ですが。

「熊んばちの飛行」上野由恵さん
これもすごい。ハチが飛び回る不気味さとスピード感がこの早さの中丁寧に表現されてる。

真似して精一杯テンポ上げてみたけど、1分40秒かかりました。
いやいや。早さを競うものではないですけどね。
ブンブン飛ぶ雰囲気が表現できると楽しいだろうなー、とソッと楽譜を閉じた。
指回す曲ばっかり吹いたら、手が痛くなった。
プロは腱鞘炎になるんだろうな。
極めるってすごいことだ。

ていうか思い出したけど、
「熊んばちの飛行」はリムスキーコルサコフのオペラ「サルタン皇帝」の一曲だった。
「サルタン皇帝による3つの奇跡」は、高校2年の時に吹奏楽コンクールで吹いた思い出の曲。
懐かしすぎる。
ピッコロソロが「リス」を表現していて、関西大会の本番前リハで指揮者の先生に「リス、ジュース上げる」って一口もらったんだ。

脱線しました。

今日のそうちゃんは、学校、デイ、ピアノ。
木曜日のパターンが定着し、とても落ち着いています。
そうちゃんも音楽に親しむ生活、いいね。

ピアノの先生に、歌が上手って褒めてもらったよ。
キレイなボーイソプラノで、音程もばっちり取れてる。
そうちゃんの頭の中には正しい音があるんだって、最近気付いた。
この前家で鼻歌で歌ってた「線路は続くよ」を聴いて、みゆみゆが「うまっ」って箸の手を止めてたっけ。

じっとできたらウィーン少年合唱団も夢じゃなかった?
なんてね^^