土曜日のみゆみゆは、朝から合唱団に行き、昼から学校の講演会、夕方また合唱団に戻るという忙しさ。
日曜日のみゆみゆは、みゆちちと金華山に登り、帰りに博物館に寄って、帰宅後図書館へ行くというハードさ。
そして今朝のみゆみゆ、定期券忘れて電車一本遅らせました。走ったんだろうね、きっと。
聞いてるだけで疲れる毎日だ。ごくろうさん、中学生。
そんな中、4月も二週目に入ってきてお疲れ気味なのはそうちゃんも一緒。
昨日は久々のパニックでした。
休みの日パターンの「福祉センター」が選挙で閉鎖しており、昔よく私と行った「祖父江緑地公園」コースへ。
祖父江緑地公園で遊んだあと、帰りに「スシロー」に寄るパターンです。
ですがこの日は誤算の連続。
祖父江緑地公園が、リニューアルしたばかりで激混み。
駐車場が第二駐車場も満杯という事態。
ああ、これは無理だ。
たとえ駐車場に停められたとしても、人が多すぎてそうちゃんが混乱する。
仕方なく、「今日は満員。公園はまた今度にしよう。」とそうちゃんにあきらめてもらい、しばらくドライブしました。
そして早めの11時過ぎにスシローに着いたのに、これがまた混んでる。
なんで?広告でも入った?
ほんの5分ほど待っただけなのですが、祖父江緑地で一度フラれたそうちゃんは、「順番待つよ」が信用できず、不安になったようで、大声で「あー!こらこらー!!」と叫んでしまいました。
一斉にこちらを見る待ち合いのお客さん達。
慌ててそうちゃんの口をタオルでふさぎながら、「そうちゃん、お口しーっだよ。次に呼ばれるから。」と必死の説得。
結局すぐに呼ばれてカウンターに通されたのですが、そうちゃんの「あああー!!」が止まらない。
空腹と、不安と、興奮と。
スイッチが入ってしまった感じのそうちゃん。
何秒かおきに、大声が出てしまう。
抱えて無理やり退場させるのも一つの手でしたが、それをすると大暴れの大パニックになってしまう。
私一人で、その状態のそうちゃんを車に乗せられる自信もない。
究極の選択の中、そうちゃんにともかく食べられそうなものを食べさせる。
まぐろ、サラダ、とろたく(ネギトロとたくわん)・・・
口にご飯が詰まってても、時折「波」はやってきて、ご飯粒を飛ばしながら「あああー!!」と声が出る。
そのたびに身をすくめて、手で口を押さえ、そうちゃんに声を掛ける。
「どうして今日はこんなに混んでたんだろうね・・・。いつも静かに食べられるのにね・・・。」
小声でつぶやいてるけど、これは、周囲の人に向けての小さな発信。言い訳、とも言う。
注文したうどんが来たころになって、ようやく「帰りにビデオ屋さんに寄る」ことで折り合いがつき、そうちゃんは落ち着いてくれました。
デザートを食べたら「ごちそうさまでした」とちゃんとあいさつしてくれたそうちゃん。
私はもちろん、ほとんど食べられなかったけど。
ギリギリのところで大パニックには陥らず昼ご飯を終えられたことにホッとして、少し鼻の奥がツンとなりました。
席を立つとき、小声で「お騒がせしました」と言ったけど、周りの人の顔を見てしっかり謝るほどの勇気はなかった私。
お叱りを受けても、「大変だね」とやさしい言葉をかけられても、泣いてしまいそうだったから。
帰り道、ビデオ屋さんに行って、2本借りようとするのを全身で止めて1本にすることに納得させ、どっと疲れて帰宅しました。
午後、ヘルパーさんが「行動援護」でお散歩に連れて行ってくれたおかげで、その後休憩し「夜の部」に備えることができました。
我が家は福祉サービスなしには成り立ちません。感謝。
しばらく外食は無理だなー、とか。
私の時にこんなにそうちゃんがひどいのは甘えてるから?とか。
もう自信ないー!っていう泣き言。
いつになったら落ち着くんだろう、という不毛な問い。
そんなこんなも一晩寝たら飲み込んで。
新学期始まったばかりだから不安定なのね、ということにしよう。
今日は休息の日。(今んとこ抜け殻。。。)
片付けと、買い物と、気持ちの整理をして、
今週もがんばろ。明日から4連勤だ。
あ、思い出したので一つ追加。
先日、Eテレ(NHK)のバリバラ「自閉症」特集で、「電車のアナウンスを大声で言い続ける自閉症の子を見たらあなたならどうする?」というのがありました。
自閉症児の親御さん達は、「いろんな個性がある、と捉えてもらって、あえて知らん顔してくれると一番ありがたい」と言われ、それを「積極的な無関心」と表現されていました。
もちろん、状況によっていつもそれが適切とは思いませんが。
スシローで、周りのみなさんはこの対応だったと感じました。
「ごく普通」の顔をしていてくれました。
「にらみつけてきた人」もいたかもしれませんが、私は気づきませんでした。
「やさしげな、普通の顔」で、私が落としたハンカチを拾ってくれた隣のおじさん、ほんとにありがとうございました。
絶対このブログを見ることも二度と会うこともないと思うけど、感謝します。嬉しかったです。
日曜日のみゆみゆは、みゆちちと金華山に登り、帰りに博物館に寄って、帰宅後図書館へ行くというハードさ。
そして今朝のみゆみゆ、定期券忘れて電車一本遅らせました。走ったんだろうね、きっと。
聞いてるだけで疲れる毎日だ。ごくろうさん、中学生。
そんな中、4月も二週目に入ってきてお疲れ気味なのはそうちゃんも一緒。
昨日は久々のパニックでした。
休みの日パターンの「福祉センター」が選挙で閉鎖しており、昔よく私と行った「祖父江緑地公園」コースへ。
祖父江緑地公園で遊んだあと、帰りに「スシロー」に寄るパターンです。
ですがこの日は誤算の連続。
祖父江緑地公園が、リニューアルしたばかりで激混み。
駐車場が第二駐車場も満杯という事態。
ああ、これは無理だ。
たとえ駐車場に停められたとしても、人が多すぎてそうちゃんが混乱する。
仕方なく、「今日は満員。公園はまた今度にしよう。」とそうちゃんにあきらめてもらい、しばらくドライブしました。
そして早めの11時過ぎにスシローに着いたのに、これがまた混んでる。
なんで?広告でも入った?
ほんの5分ほど待っただけなのですが、祖父江緑地で一度フラれたそうちゃんは、「順番待つよ」が信用できず、不安になったようで、大声で「あー!こらこらー!!」と叫んでしまいました。
一斉にこちらを見る待ち合いのお客さん達。
慌ててそうちゃんの口をタオルでふさぎながら、「そうちゃん、お口しーっだよ。次に呼ばれるから。」と必死の説得。
結局すぐに呼ばれてカウンターに通されたのですが、そうちゃんの「あああー!!」が止まらない。
空腹と、不安と、興奮と。
スイッチが入ってしまった感じのそうちゃん。
何秒かおきに、大声が出てしまう。
抱えて無理やり退場させるのも一つの手でしたが、それをすると大暴れの大パニックになってしまう。
私一人で、その状態のそうちゃんを車に乗せられる自信もない。
究極の選択の中、そうちゃんにともかく食べられそうなものを食べさせる。
まぐろ、サラダ、とろたく(ネギトロとたくわん)・・・
口にご飯が詰まってても、時折「波」はやってきて、ご飯粒を飛ばしながら「あああー!!」と声が出る。
そのたびに身をすくめて、手で口を押さえ、そうちゃんに声を掛ける。
「どうして今日はこんなに混んでたんだろうね・・・。いつも静かに食べられるのにね・・・。」
小声でつぶやいてるけど、これは、周囲の人に向けての小さな発信。言い訳、とも言う。
注文したうどんが来たころになって、ようやく「帰りにビデオ屋さんに寄る」ことで折り合いがつき、そうちゃんは落ち着いてくれました。
デザートを食べたら「ごちそうさまでした」とちゃんとあいさつしてくれたそうちゃん。
私はもちろん、ほとんど食べられなかったけど。
ギリギリのところで大パニックには陥らず昼ご飯を終えられたことにホッとして、少し鼻の奥がツンとなりました。
席を立つとき、小声で「お騒がせしました」と言ったけど、周りの人の顔を見てしっかり謝るほどの勇気はなかった私。
お叱りを受けても、「大変だね」とやさしい言葉をかけられても、泣いてしまいそうだったから。
帰り道、ビデオ屋さんに行って、2本借りようとするのを全身で止めて1本にすることに納得させ、どっと疲れて帰宅しました。
午後、ヘルパーさんが「行動援護」でお散歩に連れて行ってくれたおかげで、その後休憩し「夜の部」に備えることができました。
我が家は福祉サービスなしには成り立ちません。感謝。
しばらく外食は無理だなー、とか。
私の時にこんなにそうちゃんがひどいのは甘えてるから?とか。
もう自信ないー!っていう泣き言。
いつになったら落ち着くんだろう、という不毛な問い。
そんなこんなも一晩寝たら飲み込んで。
新学期始まったばかりだから不安定なのね、ということにしよう。
今日は休息の日。(今んとこ抜け殻。。。)
片付けと、買い物と、気持ちの整理をして、
今週もがんばろ。明日から4連勤だ。
あ、思い出したので一つ追加。
先日、Eテレ(NHK)のバリバラ「自閉症」特集で、「電車のアナウンスを大声で言い続ける自閉症の子を見たらあなたならどうする?」というのがありました。
自閉症児の親御さん達は、「いろんな個性がある、と捉えてもらって、あえて知らん顔してくれると一番ありがたい」と言われ、それを「積極的な無関心」と表現されていました。
もちろん、状況によっていつもそれが適切とは思いませんが。
スシローで、周りのみなさんはこの対応だったと感じました。
「ごく普通」の顔をしていてくれました。
「にらみつけてきた人」もいたかもしれませんが、私は気づきませんでした。
「やさしげな、普通の顔」で、私が落としたハンカチを拾ってくれた隣のおじさん、ほんとにありがとうございました。
絶対このブログを見ることも二度と会うこともないと思うけど、感謝します。嬉しかったです。