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かーちゃんはつらいよ

施設入所した19歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

お風呂屋さん

2013年07月22日 22時08分39秒 | みゆみゆとの生活
今朝も早起き。
5時半に起きたそうちゃん。

今日から通算4回目のショートステイのため、私が車で山奥の施設へと送っていきました。

施設に着くと、大好きなベテラン女性職員さんの顔をいち早く見つけ、そうちゃんは駆け寄って行きました。
ええ、私の手は振り払って;

職員さんの手を取ってニコニコ笑いかけ、「行くぅ?」と宿泊棟に引っ張って行こうとするそうちゃん。
私がついて行こうとすると、
「おかあさん バイバイ!」
真剣な顔だ…。
しまいには後ろに回って私をぎゅうぎゅう押しはじめ、
「おかあさん かえるぅ。」と、外へ追い出されそうになりました。

ひどい、そうちゃん…。

職員さんも苦笑いでしたが、
「ここに来たらこうと、決めてるんですね。」と言われました。
そうです、さすが。
好きとか嫌いとかじゃなく、一番は「決まりごとやスケジュール」なので、
よくこういうことは起こります。

でもまあ、ショートがそうちゃんにとって辛い場所ではないことは確かで(嫌なら絶対拒否する)。
そして親としても、「お母さん行かないで!」とすがりつかれるよりは、「お母さんバイバイ」の方が心が少しは軽くなる。

ああそれでも、寂しいことに変わりはないけど。 
それに罪悪感も、どうしても残るけど。
それでも毎日を一生懸命やるしかない。

たまった疲れは、実際、ピークで。
正直に、
今日は夜大声を聞き続けなくていいのだ、外でひっくり返るのを引きずらなくていいのだ、1時間半の毎夜のドライブをしなくていいのだと、ホッとしています。

そこで空いた時間をみゆみゆと過ごすべく、さっき、お風呂屋さんに行ってきました。
きれいなきれいなお月様を、「フライパンのホットケーキみたいだね」「バターの色だね。」「小川の小石の色になったね」などと例えながら、露天風呂につかり。
久々にみゆみゆと笑いあいながら、そうちゃんを想いました。

今日は朝までぐっすり眠れるかな。
そうちゃんも、眠れているといいな。