ひとり歩きのハイカラ味来人

北海道は日本海側の田舎マチ<増毛>
人生の折り返しポイントを大きく過ぎてしまった太っちょ男が綴る食べ歩き日記。

平和の火

2013-07-29 08:00:00 | 災い転ず
先週水曜日に行われた「平和の火」のリレー。
毎年の恒例行事です。

全道の…、いや全国的な取り組みなんでしょうね。
ワタクシどもが若かった頃から取り組まれている運動です。

「戦争も核もない平和な社会をつくろう」をテーマに道内を3つのブロックに分けて札幌をめざすというもの。

国防と平和運動。
最終的にめざすところは同じなハズなんだけどさ。
どうしても相反するところがありますね。



さてこのリレー。

増毛を通るルートは、宗谷管内の幌延をスタート地点としています。
核廃棄物の地下貯蔵実験が行われているマチですわ。
今の名前は「深地層研究センター」という名前になったようですけが、詳しくはよくわからないなぁ。

水漏れ事故が伝えられたのは記憶に新しいところですけどね。
地下のことだし、もともと秘密主義な人たちが進めることだから…。
ワタクシども庶民になど全然わからない世界です。

この「周りに人にわからない」ってことが金になるんでしょうね。
もともと幌延町は留萌管内にあったのですが、いまは宗谷。
人口の少ないマチですが交付税などが手厚く措置されています。
役場も立派だもね。

ま、安全を信じてマチづくりをするか危険そのものを持ち込まないかの2択だから。
幌延は信じる方を選択したってことなんですわ。
その見返りに多額のお金をもらう。
泊村もそうなんでしょ。



今年もマチの若者がリレーに参加してくれました。
この子たちが未来に向かって反核運動を支える力になって欲しいです。



福島の原発。
ついに海洋汚染が始まってしまいました。
未だに避難生活が続いている人もいるというのに。
だけど原発事業は進められていく。
困っている人を助けない国。
都会だけが美しく、暮らしやすくなる国。

参議院議員選挙の結果が出るまで報道発表をしなかった企業。
偶然にもそのタイミングだったのかも知れませんがね。
それぞれの立場で言い分もあるのかも知れません。

だけどワタクシは認めません。



核にこれだけアレルギーを持っていた国なのに。

残念です。

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