厳島神社の例大祭は来月の12日から3日間。
参加いただく皆さんへの説明資料と道路使用などの届け出などなど。
まあね、焦る気持ちを抑えながら確実に進めます。
だってワタクシ、長いこと事務職ですから。

先週は、小中学校とこども園の皆さんへ協力依頼に出掛けました。
とにかく参加する人がいなければ始まりませんからね。
感染対策を整えながら、賑やかさの演出もする。2年も休んだ分を取り戻すのは大変です。

小中学生には渡御の旗持ち、奴など。
そして、こども園の子どもたちには“お稚児さん”をお願いします。
裃姿の大人たちと一緒に歩いてもらうの。

行列で使用する車の手配は済みました。配役表も埋まっています。
残るは賄いの支度。
お昼のお弁当と休憩用の飲料調達。お茶やジュースをたっぷりと用意しなきゃ。もちろんビールや日本酒も必要ですよね。お祭りなんだから。
獅子舞や歌い手を乗せて走る山車…、そこまで揃えば昔と同じ。今年は出来ないけど来年はどうだろう。

市街地でも目立つ空き家。
人口を増やすことなど容易ではありません。

減るから出来ない。
確かにそうだけど。
賑やかな祭りを見に戻りたい…、古里を想う気持ちに応え続けるのもここに残ることにした者の努め。

いつも頭の中に思い描くのはそんなことばかり。
待ち侘びているのです。

賑やかなマチの姿を。
どなたが植えられたのか、びっしりと咲く花に勇気付けられます。

出来るかどうかはわかりませんがね。
いや、そんな弱気じゃ進めない。

前進あるのみ。