みやちゃん日記

気侭に書き込みます。

そこそこのお正月

2012年01月01日 | Weblog

暮れに風邪なのか咳が出たりしてすっきりしないく日が
続いていてでも曲がりなりのお正月を迎えた。
ついさっきいわき市に住んでいる夫の弟から
電話が掛かってきた。
その弟はもう30年あまり前に失明して全盲になっているのだが
そうであればなおのこと夫の声が聞きたいようで
話せないことは分かって居るのだが変わって欲しいと
言って声だけ聞いて弟の連れ合いと変わったが、
情け無いと思ったのだろう。
「お父さん涙出しています」とのことだった。
私も夫の体、私の体がまともであればお互いが
元気なうちに合わせて上げたいと思ってきた。
弟の奥さんも今抗がん剤を月1回打っているとのこと
せめて元気なら私たちが東京まで出て行って
会うことも出来るが目の見えない弟を連れて
東京まで抗がん剤を打っている体では出て
こられないと思う。
夫に電話を切った後で話したのだが、
「もう少し暖かくなったら何日かかっても
いわき市まで行って来ようよ。
ミチコさんもソトジさんも私もお父さんも年だから
お互い死んでからでは遅いから」と話したら
「うん」と首を振っていた。
お金はどれだけ掛かろうとそれで使ったら
明日からの生活が出来ないわけでもないから
と言って納得して貰った。
ミチコさんの兄弟は皆さん良くして下さるそうだが、
それと自分の兄弟に会うと言うことは
違うと思うのでお互いそんなに長生きできる
年でもないから早く暖かくなって出掛けたいと思う。
お互い死んだとの電話が入ってからでは叶わない夢!
今ならお互いを確認し会えるのだからと思って居る。
確かに2人で行けるかどうか不安だが是非そうして
見たいと思う。
下着だけ持って荷物はかるくしてお土産は
宅急便で送ればいいと思って居る。
それを果たすためにも元気で居たいと思っている。