今までテレビで卓球中継を観たことがなかったので、なんだか新鮮ですよね。
卓球というと、学生時分の影響でしょうか、やはり地味な印象がありました。広
くもないコートの両側に、一対一、もしくは二対二で向かい合って、延々とラリー
を繰り返す。ダイナミックな動きが少ないので、実際にやるならともかく、観るの
はそれほど面白くないのでは……なんて考え方があったのですが。
……気が付くと、福原愛と一緒に力んでいる自分がありました(^^;
やはり「勝ちたい」って気持ちは、どんなスポーツでも等しく熱が入るものです
ね。確かに広くないコートですが、それ故に戦術と技術が凝縮されている。一挙手
一投足が勝ち負けにつながり、ただそこだけに注がれる集中力があります。なんだ
か、トランプゲームの「スピード」を思い出しました。
広いコートで闘うのもダイナミックで良いですが、こういう狭いコートに神経を
集中させる戦いも悪くありません。卓球をナメちゃいけないね。
日本の女子は準決勝で負けちゃったけど、良いもの観せてもらいました。オリン
ピックではメダルを目指して、是非がんばってほしいところです!
ところで、何故中国ってこんなに強いのかねぇ(今日の相手はシンガポールだけ
ど、ほとんど華僑人)。元々はイギリスのテーブルテニスが祖なのに。
今日なんて、相手はシンガポールなのに、中国と闘っているような印象を受けた
よ。