ヤミノツカミDIARY

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知らない世界を知る喜び

2008年02月16日 | 時事
 今更ですが、2月1日をもって昭和基地の南極越冬隊が第49次隊へと交代されまし
た。いつも楽しみにブログを読ませてもらっていました第48次隊の小山隊員、本当
にお疲れ様でした。
 交代式は1日ですが、砕氷船「しらせ」が南極を経ったのは昨日だったりします。
 この「しらせ」ですが、進水から20年以上が経っていることから、この航海が最
後の仕事になるそうです。こちらも本当にお疲れ様でした、ですね。20年以上も越
冬隊員たちを見守ってきた母艦は、静かに眠りに着くときを待っています。

 さて、いきなりこんな話をして恐縮ですが、今現在書いている小説は、実はこの
ブログさんに影響されたところがかなり大きい。
 発案自体は2年くらい前のテレビ番組が発端でしたが、内容を決めたのは小山隊
員のブログが原因でした。
 越冬隊と言うと、最初はどうしても「厳しい環境」「孤立無援の地」という寂し
いイメージが先行していたのですが、内情を知るととても楽しそうで、それでいて
素晴らしい環境であることを知り、それで創作意欲が湧いたのでした。
 小説……特にライトノベルだと、舞台は必然的に非日常的な世界を演出しなけれ
ばなりません。魔法が使えたり、空が飛べたり、悪と闘ったり……そんな世界でな
くては面白くないから。
 でも、実はそれだけでは視野が狭いことに気づかされます。
 今、まさに現在において、私にはまだまだ知らない世界があるのです。
 南極なんて、まさに筆頭。昭和基地では、人々はどんな暮らしをしているのか。
どんな研究をしているのか。興味と関心は無限に広がっていきます。
 空想世界の産物は、こういう世界を知り尽くした後でも間に合うかなあ、なんて
悠長なことを考えてしまえるほどです。それほどまでに、世界はまだまだ広がって
いる。そう考えるだけで、なんだかわくわくしてきませんか? 日々がつまらない
と嘆く人は、もっと視野を広げてみると、人生も楽しくなるかもしれません。
 そんなわけで、『南極画像満載!観測隊員のブログ』はオススメです(笑) 南極
に興味がある方は是非ッ。

 一方、小説のほうですが、実はまだ半分しか書けていません(っдT)
 なんとか頑張って書き上げたいと思います。……もう少しだけ、オシゴトがハー
ドじゃなければなあ……!