実は異動になっちゃいまして。4/3から通勤場所が変わるだけでなく、仕事内容
もがらっと変わってしまうのでありました。
よって、引継ぎまでにやり残した仕事を全て、3月のうちに終えなければならな
いっつー超過密ハードスケジュールスペシャル。
うん。普通に家に帰っている暇がないよ?
土日とか無いに等しいですし……本当に大丈夫なんだろうか?
アノゥ「WBC、日本優勝―――ッ!!!(≧▽≦)」
宮海「優勝―――ッ!!!(≧ω≦)」
ニュー「しょー」
アノゥ「アナタテンション低いヨ! もっと上げて上げて!」
ニュー「……なぜ中国人訛り?」
宮海「というわけで、勝っちゃったねキューバ戦。いや、素晴らしい試合だった!」
アノゥ「うんうん。あんなに一回一回に神経集中したのは久しぶりだよ~!」
宮海「やはり1回表に4点が取れたのが大きかったな。キューバの破壊力抜群の打
線のことを考えれば、得点を取っておくに越したことはないわけだし」
アノゥ「松坂もナイスピッチングだったよね~。さすがMVP。イチローと大塚のメジャ
ーリーグ勢もチームをよく牽引してくれました。もう完璧な試合内容だったね!」
ニュー「……そうでした? 実際、エラー多かったですし、中継ぎの調子も悪かったで
すし、打ち崩せたのはキューバの先発が悪かったおかげなので、客観的に見る
とそれほど完璧な内容とは……」
アノゥ「最高の試合内容だったねー!」
宮海「秀逸な試合内容だったねー!」
ニュー「いや、だから、私の話を……」
アノゥ&宮海「ね――ッ!!!」
ニュー「……そうですね。(もうどうでも)良いです……」
アノゥ「そうだよ! 一昨日アノゥが言ったでしょう? “野球は感情!”って。気持ち
がこもれば、それだけで素晴らしい試合になるんだから!」
ニュー「まぁ、それはそうかもしれませんね。興奮度と期待感が“面白さ”のバロメー
タです。スポーツって、時として結果論だけで量れるものではありませんから」
宮海「しかし、思えば1次・2次・準決・決勝と、どっかのスポ魂マンガみたいな展開だ
ったよなぁ。絶対に集英社あたりで漫画化するぞ」
アノゥ「当初はそれほど騒がれていなかったWBCなのに、今ではトップニュースだも
ん。最近元気のなかったペナントレースも、これで盛り上がるかもしれないね」
ニュー「問題は、その盛り上がりが持続するかどうかでしょう。同じくらい楽しい試合
……は無理かもしれませんが、負けないくらいのモノを期待したいですね」
宮海「チームスポーツで日本が優勝するなんて、最近じゃ滅多にお目にかかれない
ことだモンね!」
アノゥ「な、なんか嫌なケチがついた気がするな、今……」
アノゥ「久しぶりにみんなのアイドル・アノゥちゃんがやってきましたよ」
宮海「自分で言ってりゃ世話ないな」
アノゥ「黙れ! クズめ!」
宮海「なッ!? 正論言って返ってきた言葉がそれかい!」
アノゥ「はい、そういうわけで、日本が決勝進出イヤッフゥ―――(≧▽≦)ノ!!」
宮海「冒頭からテンション高いと思ってたけど、そのせいなのね」
アノゥ「そりゃあそうでしょ! 宿敵・韓国を倒しての決勝進出だよ。第一リーグのとき
日本に勝利した韓国ナインが飛び上がって喜んでいたけど、今ならその気持ち
が解るね! 何故か韓国に勝つとスゲー爽快だ!!」
宮海「こ、国際問題臭いセリフだねそれ!」
アノゥ「アノゥたちは某ショッピングモールの広場に設置された巨大スクリーンで観戦
してたんだけど、福留の一発が出たときは周囲から歓声が上がったね。もう拍
手喝采だよ。なんだかんだ言って、みんな期待していたんだなぁ」
宮海「そりゃねー。格下と思っていた韓国に二連敗とか、消化不良な試合が多かっ
たから、今度こそ今度こそ、って注目が集まるのは当然だよ」
アノゥ「冷静に見れば、それほどオーダー変更が効果を挙げていたとは言えないけ
れど、気迫が違ったのは言うまでもないな。二連敗して、ようやく“どうしても勝ち
たい”というハングリー精神に目覚めたのが勝因だと思うよ」
宮海「7回、今まで調子の悪かった福留を代打に送ったときはハラハラしたけど、結
果的に鬱憤爆発、ってカンジの一発だったよね。本当、日本は神懸ってるかも」
アノゥ「いやいや。元々日本の打線は、これくらいできなきゃオカシイくらいのメンバー
が揃ってるんだ。ある意味で必然だったはずだよ」
宮海「我が巨人の上原も勝負強さを発揮してくれたし、もう最高だね!」
アノゥ「我が、とか付けるから、いろんなトコからヒンシュク買うんだぞ、オマエ……」
宮海「そして、ついに明後日は決勝戦。VSキューバです。アノゥさん、ズバリ、勝てる
と思いますか!?」
アノゥ「勝てる!!」
宮海「……希望的観測?」
アノゥ「宮海が訊いてきたんだろーがッ! そうじゃなくて、今の日本なら本気で勝て
ると思うよ。実力云々を超越した精神力に後押しされている今なら!」
宮海「このモチベーションが持続することが、勝利の鍵ってワケですね」
アノゥ「野球は感情!」
宮海「それどこの神田川?」