ヤミノツカミDIARY

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雨の中でも歌えば

2006年12月14日 | スポーツ

アノゥ「文句なし! だね!」
宮海「クラブワールドカップ準決勝、バルセロナvsクラブアメリカは、4-0と圧倒的な強
   さを見せつけてのバルセロナの勝利でした。ホント、付け入る隙がないよな」
アノゥ「とにかくバランスの良いチームだね、バルセロナって。ロナウジーニョやデコ
   ももちろんそうだけど、全員が全員の特徴を生かすようなボール運びをしている
   感じがするな。伝統的な欧州サッカーを久しぶりに観た気がするよ」
宮海「技巧派のロナウジーニョは、確かにブラジルよりヨーロッパ向きかもね。ヨーロ
   ッパサッカーを目指す日本代表に、爪の垢でも煎じて飲ませたくなってくるよ」
アノゥ「そんなの飲んでもムダだけどな」
宮海「例えですよ、たとえ……」
アノゥ「アノゥとしては、テレビがロナウジーニョにしかスポットを当てないのが、なんだ
   か癪だな。もっとバルセロナには、他のチームにないスゴいモノがあるのに」
宮海「デコとかザンブロッタとか? 確かに、中盤のボール捌きは神業に……」
アノゥ「違う」
宮海「あれ? じゃ、何?」
アノゥ「ディフェンスの完成度だ。今日のが特別だったのか知らんけど、神懸ってた」
宮海「そうですか? あんまり活躍してなかったと思うけど……」
アノゥ「ディフェンスラインが高いから、そういう印象を受けるんだよ。とにかく欧州サ
   ッカーの基本は、ディフェンスラインの底上げだな。MFの代わりをするくらい上
   がるくせに、敵が攻めてくるとぱーっと戻ってくる。突然のセンタリングにはオフ
   サイドトラップが完全機能するし、世界中のチームが参考にすべきだと思った」
宮海「攻め込まれない(高い位置でボールを奪う)から、MFもFWも攻撃に集中できる
   し、カウンターも機能するってワケか。でもそれ、個人間でも相当の信頼性がな
   いと、意外と難しいことだと思うなぁ」
アノゥ「そこがクラブチームの強いところだね。国際戦のときにしか集まらない国代表
   と違って、綿密なコミュニケーションが常に取れる。背中を安心して任せること
   ができるんだ。これを最大限に生かせるチームっていうのは、逆に言えば、自
   分本来のプレイスタイルを突き通す余裕も生まれるワケだし」
宮海「個々の力を引き出せる環境が、自然と共有できるというコトだね」
アノゥ「クラブアメリカは、少しクラウディオ・ロペスやブランコに頼りすぎちゃったね。
   速攻も単調だったので、もっと左右に振れれば勝機はあったかも。でも、雨の
   中だし、仕方がなかったかもしれないな」
宮海「これで決勝のチームが出揃いましたね。いつものブラジルvsヨーロッパです。
   優勝の栄冠はどちらに輝くのか? 決戦は日曜日です!」
アノゥ「アノゥの予想は、3-1でバルセロナの勝利」
宮海「ま、前フリもなく先に言うのは卑怯ですっ! う~、じゃあ、私は1-2でインテル
   ナシオナルの勝利で良いです……」
アノゥ「3000円賭けような
宮海「お金ッ!?(゜□゜;)」