ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

東京・春・音楽祭とブリューゲル展

2018-03-18 09:42:02 | 時は輝いている
曇り。16-5℃

シロハラさんがまだ庭に来てくれていた。



君はそんな小さい体で、大陸まで帰るんだね、
あの広い海の上では、どこで休憩するのだ?
ずっと、飛び続けるのか?
疲れても休めない、休めば死、船の上に留まるのか?
この先の旅を想うと切なくなってきた…。


昨夜、深夜まで、、、
ある雑念、いらぬ妄想が浮かんでは消し、
そやつめを追い払うために、
音楽関係の記事を、ひたすら読み漁った俺だったのだが、
朝、髪の毛が爆発し、某真理教の教祖のようになっていた…。

その頭のまま、ぼやーっと練習をして、、、
(すればするだけ、比例していい音になってくるのは救い)
偶然、上野で金曜日から音楽祭が始まったのを知った俺はっ、
大慌てで、近所のセブンイレブンでチケットを購入、そのまま上野に向かう…。

これの出番じゃね、つーいーにー?



これ、ポケットは多いし、物は一杯入るし、イイゾ!
実は、帽子愛好家です。

うひょひょーーーー、音楽祭、行ってきまーす!

こんなに早く、出番が来るとは、

早く来い、楽器の擬人化、笑いが止まらないぞっ!
※金なくて、毎回同じ洋服でスミマセンm(_ _"m)、風呂に入ってますんでヨシとしてwブローチもつけてみたぞ。




今日はこっちじぁないっ!






東京文化会館のアルテミス、綺麗なのに気がつかれない勿体ない位置。






都響による「木管5重奏とピアノによるフランス音楽集」だが、こっちじゃない。






正岡子規ゆかりの野球場ですって。

上野動物園は子パンダで大賑わい。



水で絵を描く大道芸が可愛い。

目標の東京都美術館。






ここでリュート&ソプラノのミュージアム・コンサート「ブリューゲル展」記念コンサートですって!

古典楽器は大好き、鳥の羽を使うチェンバロとか。
リュートは、マンドリンに似ているが、ギターのご先祖様、
今でいうとクラッシックギターみたいな感じ。
生で聞くのは大学生以来。

一時間以上、早く着きすぎてしまい、
なんかメインのブリューゲル展が、オマケのような見学の仕方になってしまったw
でも、駆け足です。




中は撮影禁止だし、パンフとお土産で我慢してくだされ。

で、ざっというと、ブリューゲル一族の工房の150年の系譜って、
【初代=①ピーテル・ブリューゲル一世】

【子供=その子二人、②ピーテル・ブリューゲル2世と②ヤン・ブリューゲル一世】

【孫=子のひとり、③ヤン・ブリューゲル一世の方の子の、ヤン・ブリューゲル2世(とアンブロウシス・ブリューゲル)】

【ひ孫=ヤン・ブリューゲル2世のひ孫で④アブラハム・ブリューゲルと(ヤン・ピーテルブリューゲル)④ヤン・ファン・ケッセル一世】

の作品が超てんこ盛りで、(しかも先の者の作品を、後の者はコピーもするしで、)
ああ一世と二世でうっさいわ、紛らわしいわ、
ブリューゲル、ブリューゲルで、うっさいわ、ケッセル誰よ?なのだがwww
※会場では間違えないように、初代、子、孫、ひ孫のマークがついています、安心してね!

①の時代は祭壇画が大流行り、ヒエロニムス・ボスの影響を大いに受けた初代
②③の時代は風景画と風俗画に、
④の時代は花の静物画へと、昆虫が得意に、
そして、農民画家と言われたように、①②は特に農村、農民のモチーフが多いという事。

スケーターズ・ワルツ ワルトトイフェル Les Pâtineurs Émile Waldteufel

この鳥罠と言う絵は量産されるわけです。

工房なので、同じ絵を大量生産せねばならず、そのコピーの仕方が面白い。
オリジナルを次の画材になぞるのに、
穴の開いた紙と木炭の粉を使い、点々を作り、それをなぞって書いていくとか。
カーボン紙?
実演は観れなかったから言葉じゃよくわからんけど。
それとチューリップバブルに沸いたので、花は流行のチューリップが多く、
しかも、モザイク病(古くはバイラス病と言った)のチューリップを希少だと思って描きまくっていたw

コンサートとの合間、さらっと一時間で観るのはいささかキツイ、
ブリューゲル一家の一五〇年、私舐めていました。
ああ、スミマセン、こんなんでm(_ _"m)
※ちなみに年配者、皆討ち死に、途中の椅子でばてていましたマジ。見るもの大杉。
役に立つブログはいっぱいあってよ、
皆さんブリューゲルフェチの人はそっちで勉強してね♡

売っていたものは、みな今回は素敵でした。皆さん買いまくりぃw
でも、面白いものだけ。

コブラン織りのクッションカバー一万円以上!

やたら初代のこれ。
なら、ボスで良くね?(ブリューゲルが好きなのでなく、ボスが好きなんだと思う。)
今回はバベルとかないしw

















定番のお写真撮影コーナー。
思うに、この時代の男性のズボンの股間、
いくらYKKファスナーがなかったからって、余りにデザインが酷くね?
目のやり場に困、こま、いいや、そっちにばっか目が行くわw
名作を前に、ああっ、そんなことばっか言って、すみません。
一応、これでも、本気出して美術やっていました、過去には。

ええっ、秋にはムンクですってよっ!




だが、今度は、間もなくコンサートなんだっ、
ああっ、てんこ盛り過ぎて、なんとも忙しいじゃないかぁあ、
ああ、なんていう日だ!
急げーーーーー。




バカなレポートはつづく…、のか。
コメント (6)
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