ビバ!サンバ!!2

サンバ撮影日記

第38回 浅草サンバカーニバル<3>

2019-12-06 23:07:38 | 浅草サンバカーニバル
いよいよ浅草サンバカーニバルのメインイベント、S1リーグの開幕です。私はデジカメからビデオカメラに替えます。どちらも一長一短ですが、浅草のエンヘドも入れたいのです。
S1リーグの前に、ゲストチーム・アサヒサンバチームの登場です。アサヒビールは本部が墨田区にあり、ここ浅草からも、本部屋上の炎のオブジェが見えます。
パレードは、いきなり多くの外国人ダンサーが登場し、志村銀座か追浜を思い出します。
やがて男性の外国人ダンサーも登場し、アサヒビールの社員と思しき男性群が続きます。社員の踊りは各自バラバラでお世辞にもうまいとは言えませんが、仕事の合間に練習したに違いないわけで、その努力に頭が下がります。
続いて日本人タンガダンサーの登場です。これが20人近くいて、絢爛豪華。彼女らはS2リーグでも踊っていましたか? でも今回は私の前で足早に去っていき、かなり消化不良になりました。思えばこの欲求不満が、私をサンバカメコに走らせたのです。
アレゴリアの頂上に登るは、今年のキャンペーンガールの鈴木望さんです。お姫様のように綺麗でした。

ここからS1リーグです。そろそろ車道も人が立ち始め、私はよりよい場所を求めて移動します。でも結局戻ってきたりして、ハッキリしません。
でもこの状況は昔と違って、追っ掛けもできそうです。私は体力がなくなったので、さすがにやりませんが。
1番手は、アミーゴス・カリエンテス。1994年設立、本拠地は東京都千代田区。25回目の出場です。テーマは「元号で紡ぐ日本の大衆文化」。
タイムマシンに乗った未来のお姉さんに続いて、ボディコンギャル、袴の女学生、イケイケ女子高生らが続きます。過去からの使者ですね。
続くアーラは緑の衣装ですが、これは何を表しているのでしょう。
続くタンガダンサーは手に羽根を持っていますが、これはジュリ扇でしょうか。私一押しの、加藤茶夫人に似たダンサーも、令和ダンサー?で確認できました。
ただ、後半の出し物は意味がよく分かりませんでした。
隊列に空間があったのと、演者にスタミナ切れがあったのが気になりましたが、1番手としては上出来でした。

2番手はフロール・ヂ・松戸セレージャ。2001年設立、千葉県松戸市。17回目。テーマは「姿消す野生生物~セレージャと未来を生きよう」。
これは真面目なテーマです。冒頭、古代ギリシャ人と思しき人らが踊ります。この中には、私一押しの人妻ダンサーもいます。タンガ要員がここに起用されるのが、浅草の残念なところです。
続いては未来人?が踊ります。子供の参戦が多く、これはセレージャの真骨頂です。
お次は原始人?が踊ります。この中心はMayo様で、これは彼女の持ち味がよく出ています。
アーラ、ポルメスに続いてバテリアの登場です。それを率いるは、今年私もよく撮らせてもらったダンサーで、お尻のプリプリが最高に素晴らしい。
今年何度か聴いたエンヘドに、スルドの低音がズンズン響きます。これがやっぱりサンバです。
続く花の妖精群はどうも10代中心で、ここだけ見れば自由の森学園のようです。
ラストのアレゴリアはジャングルに棲む動物と草花。全体的に花と緑に覆われ、セレージャらしい作りでした。

3番手は自由の森学園サンバ音楽隊。1998年設立。埼玉県飯能市にある中学・高等学校です。19回目。テーマは「チョコレート」。中・高校生らしい、かわいいテーマです。
先頭は、高級チョコを携えた高校生が踊ります。踊りは若さあふれて、輝いています。
タンガダンサーはOGで、ふだんのイベントで何度も拝見しています。さすがに現役女子高生はタンガになれませんね。
さらにアーラのダンサーが続き、これは現役高校生でしょう。踊りもピタリと合って素晴らしい。ふだんの練習の成果が出ています。
ポルメスのあとは、バテリアです。その先頭のハイーニャは、イベントが前後しますが、先月の青梅でも拝見したハイレグダンサーです。タンガもいいですが、ハイレグもいい。この衣装も流行ってくれませんか。
エンヘドも何となく若者讃歌の歌詞で、若さ全開です。
バテリアは背中に板チョコを背負い、後続のアーラも巨大板チョコを掲げます。名称はチョコっと変えていますが色やロゴはそっくりで、これはどうやって制作したのでしょう、素晴らしい出来栄えです。
皆さん楽しそうで、初秋のさわやかな風のようでした。

ここから「5強」の登場です。

(つづきます)
コメント
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