ビバ!サンバ!!2

サンバ撮影日記

雨は憂鬱

2017-10-25 12:33:52 | いろいろ
カメコ殺すにゃ刃物はいらぬ 雨の3日も降ればよい

てなわけで、今年は本当に雨が多い。
別にカメコに限らないが、雨は大敵だ。とくにサンバがある日に雨が降っていると、それだけで憂鬱になる。
雨量が多ければイベントは中止。これは誰にでも分かる。こっちも体が休まるし、どこかホッとするところもあるから諦める。
問題は少雨の時だ。イベント自体はやるけれど、サンバを行うかどうかは分かりません、という進行。これは判断が難しい。
たとえば水着撮影会の場合だと、前日までに開催の有無がHPで知らされるから問題はない。
しかしサンバにおいては、強行か否かを、いちいちHPで知らせてはくれない。
もうだいぶ昔に少雨の時、一度だけだが、主催者に問い合わせたことがある。しかし電話口スタッフの態度が横柄で、それ以来オレは、その類の問い合わせをしなくなった。
だが無理に現地に行って、サンバが中止になったら交通費と時間が無駄になる。しかし強行ならサンバダンサーは羽根なし、という最大級のご褒美がつく。これがあるからまた迷うのだ。
実はこれもサンバの特色で、降雨なら他の出し物は、たいていカッパを着て行う。水着撮影会だって、傘をさして何かを羽織ることがある。だけどサンバダンサーだけは真逆で、羽根を外して、さらに露出が激しくなるのだ。こんな例が他にあるだろうか。
しかも気のせいだと思うのだが、露出が激しいほうが、ダンサーが「私の背中のほうが綺麗なのよ」と他のダンサーと競っている気もして、いつも以上に妖艶なのである。
もう、サンバダンサーは女神と言わざるを得ない。

だから、カメコは結局現地に行くのだ。完全にバカである。だが仮にサンバを強行したとしても、それはそれで大変だ。
カメコの中にはカッパを着て撮影する猛者もいるが、オレはそこまで気合を入れたくないので傘使用である。
しかしこれだと左手が塞がるから、デジ一での撮影はほぼ無理。片手で操作できるビデオカメラということになってしまう。
しかし撮影エリアではカメコが何重かに列を作っているから、その後方で撮影しようとすれば、腕を高く上げなければならない。となればそれに合わせて傘も高く上げなければならないから、ほとんど傘の意味がなくなる。
しかも前列にも傘の一般客がいて視界は悪いし、オレだって同じ格好をしているから、同様の迷惑を他者に掛けている。まともに撮影なんかできないのである。
その結果撮影機材が水没したりして、後で泣きを見ることになるのだ。
よって最高の条件は、現地に行ったら奇跡的に雨が止み、ダンサーもそのまま羽根なしで踊る、というものだが、そんな幸運は年に1回あるかどうか。
結果的には、行かないほうが良かった、と結論づけることもある。

今週末も、雨の予報らしい。先日のこのブログで、オレは浜松に赴く、と書いたが、もはやその気力が薄れつつある。もう雨はイヤだ。
土曜日まではまだ3日あるが、下がったテンションを上げる気力もない。今後どうするか、オレの中では未定になってしまった。
先の記事を読んだ読者が浜松に行く気になっても大いに結構だが、それで収穫が乏しくても、オレに八つ当たりするのはナシだぜ。
サンバを見に行く行かないは、個人の判断。どっちに転んでも、後悔のないようにしてください。
コメント (2)
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