ビバ!サンバ!!2

サンバ撮影日記

昨年の松戸まつり

2017-08-10 00:35:42 | サンバ2016
昨年10月上旬に松戸駅前で行われた「第43回松戸まつり」を振り返る。
松戸の祭りは、そこをフランチャイズにしている松戸セレージャの出番だ。チームの印象は若干地味だが浅草サンバカーニバルでは1部リーグをキープし、サンバ界に欠かせない存在である。

当日は午後1時20分ごろに駅の向こう側からチームが登場し、30分に駅へ向かってスタートした。
ベースはこの年の浅草仕様で、ポルタバンデイラ、ダンサーやバテリア、アーラ、バイアーナが勢ぞろい。子供も数人踊っていた。未来のダンサーというわけである。
ちなみにこういう場で踊る子供は圧倒的に女子が多く、男子は少ない。以前テレビで観たが、踊りのセンスは女子のほうが高いらしく、ちょっと躍らせても、女子がくねくねと華麗に踊るのに対して、男子はタコ踊りのごとくでダメだった。
サンバで女性が踊るのは、女性が持つ流麗な美しさもあるが、天賦の才もあるのだ。
松戸の空は曇り模様で、暑くもなく寒くもない。真夏のギンギラギンの太陽のもと、チームもカメコも汗をかきながらのサンバもいいが、穏やかな陽気のもと、のんびりとやるサンバもいいものだ。
道路の幅は4車線ぐらいあるので、広さは申し分ない。歩道も広く、サンバカメコの参戦もピークを過ぎたので、いまのところ撮影に支障はない。ただし駅に近づくにつれ混んでくるのは必定だ。
タンガダンサーもいつものメンバーだが、ちょっと頭数が少ない気もする。しかもよく考えたら、2014年は出ていたアレゴリアが今回はない。若干パワーダウンした気がする。



そうだ、セレージャの顔ともいえるスレンダー美人がいない。
よく見たらジャケットのスタッフが彼女に見える。とはいえメイクがずいぶん地味で、ホントに同一人物かと訝った。サンバのメイクは相当濃くしているようだ。
まさかこのままスタッフに転身してしまうのではと危惧したが、幸い彼女は2017年も各地で踊りまくっており、ほっと一息である。
なおオレ一押しの人妻ダンサーは、レギュラータンガで登場。この日も娘さんを伴い華麗に踊っていた。



駅前まで来てひと踊りし、前半終了。
メンバーの一人が観戦の客に言う。
「私たちは今年も浅草サンバカーニバルに出まして…」
観客が固唾をのんで次を待つ。
「8位でした!」
ここは笑うところと思い、ハハッと声を出したら、そんなのオレだけだった。
もっとも浅草サンバはバルバロス以下の5強が不動だから8位は立派な数字で、観客はこの数字にどう反応していいものか分からなかったらしい。

折り返しの後半戦スタートである。ダンサーはその場でしばし踊るが、歩を進めないので、同じ画ばかり撮れている。もうちょっと縦横に動いてほしかったところ。
ただしダンサーの羽根は左右に広がっているので美背中が見え、これはポイントが高かった。
ダンサーの中には、羽根の量が多すぎて、バックを撮ったら羽根だけだった、ということがある。あれはカメコとしてちょっと残念である。







2時すぎにスタート地点に戻り、終了。
正味30分なので物足りなかったが、しょうがない。でも楽しい踊りと演奏でした。ありがとうございました。

セレージャの皆さん、今年の浅草もがんばってください。
コメント (2)
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