ビバ!サンバ!!2

サンバ撮影日記

もし本職が撮影したら

2017-08-09 00:37:09 | いろいろ
サンバを撮影していて、皆さんはこんなことを考えたことはありませんか。

もし映画監督やプロのカメラマンが歩道からサンバパレードを撮影したら、どんな画になるんだろう。

と。

今さら言うまでもありませんが、サンバの撮影時の高揚感は、格別のものがあります。たぶん私は、半分以上理性を捨てて、ダンサー撮影に精を出しております。
けど私の場合、それと写真の出来とは、まったく比例しません。
いいポジションを取ってカメラを構えても、ダンサーが早く通過したり、並行移動カメコに前方を遮られたり、いえそもそも私の腕が大したことはないので、写真自体の出来映えが悪い。満足のいく写真はほとんどありません。
ビデオを構えても脚立使いや一脚カメコの攻勢に遭って、これも思うように録れません。まさに労多くして益少なし、です。
この同じ条件で、映画監督やカメラマンが撮影に挑んだらどうなるのでしょう。

場所は架空の商店街。使用するデジカメは一般的な一眼レフ。ビデオカメラも、市販されている一般的なものとします。ほかの撮影条件も、一般のサンバカメコと同じです。つまりほかの観客と一緒になって、撮影します。東京六大学のように、プレスを騙って車道で撮影、ということは許されません。
脚立も一脚も使用禁止。ロープ際の並行移動も禁止。ローアングルもむろん禁止。後方で歩きながらの撮影も、後続の歩行者の迷惑になるので不可です。歩道の最前列で撮影するのは構いませんが、ブルーシートが敷かれていたら、そこは避けてください。
ミニステージがあったら地元の人に敬意を表して、2列目以降で撮影します。
ダンサーの撮影は全体の8割以上とします。観戦客が少ないバテリアエリアのみで撮ることはナシです。
ダンサーに声を掛けるのは構いませんが、奇声を発してほかの観戦者の迷惑になったらいけません。

以上、こんな過酷な条件で、映画監督やプロのカメラマンは、どこまでいい画が撮れるんでしょうか。
テレビ朝日で元日にやってるじゃないですか、一流芸能人を決めるやつ。あれで、映画監督と芸能人がドラマを撮ったり、カメラマンと芸能人が写真を撮ったりするんですけど、必ずしもプロに票が行くわけではないんですね。何組かの回答者は、芸能人の作品をプロと思ってしまう。
やっぱりプロも私たちも、あの悪条件では、そんなに画は変わらないんでしょうか。それともダンサーの魅力を最大限に表現して、さすがにプロは違う、と唸る出来になるのでしょうか。
ぜひ見てみたいですが、現実的に無理なのが残念です。
コメント
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