日差し

2015-02-08 05:23:51 | 日記


 珍しい程の暖かい穏やか天気で陽春のようだ。明るい日差しで朝食後また水田の賃借権の要件で来客。高齢の土地所有者が病弱で放任田、隣接農家に迷惑が掛かり誰か借り手がいないのかと前々から相談を受けていた。家族は他産業で働いていて農業は全然関係なく後継ぐ人は無く心配していた。
 水利の不便や狭い農道、不正形の水田で借り手探しに難義してやっとお願いし短い年数で耕作をする事に決める。放置して暫く経つ水田で排水は悪く背丈の長い葦等が生えていて正常な耕起、代掻き作業は無理な圃場。畔草や圃場の草刈程度の管理で減反面積に上げていた。
 賃貸契約後合い間無く所有者は死去してしまい契約更新時期に入り借りても高齢で再契約は出来なくなった。貸し手農家も自分の所有田を見て耕作管理は出来なく前の契約当時の事が分からない。いくら現況に戻してもと言っても当時の現況は今より酷い状態を話をする。
 これからの管理の仕方を説明するが全然農家の手伝いはやってなかったので話は通じず雪解け後に再度説明をする事に決める。来年度の減反面積、米余りで米価の暴落で苦しい昨年よりはもっと多く割り当てになる。


 食生活の多様化や少子化等で米の消費が少なく、農家の技術の進歩、天候が良く豊作で需給バランスが崩れ今年度も厳しい米価。これから借りて探しで忙しくなる時期に入り剪定作業はおちおちやってられない相談が来る。珍しい程の陽気で急いでサクランボの剪定に行く。雪解けが進み30cmの積雪で昼近くになるとザクザクと雪解けが進み脚立の上り下りは転落の危険で慎重にする。

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