降雹

2015-08-23 04:31:04 | 日記
 
 
 昨年の8月22日猛暑続きで午後から雷雨注意予報で恵みの雨を期待してつがるりんごの最後の葉摘みを行っていた。ダラダラと汗を流しながら家内と一緒に葉摘みを急いでいたら遠くから雷の音が聞こえて来て黒い雲が段々近づいて来る。
 雷の音はまだ遠方からなので少しの雨なんかはさほど濡れないので我慢をして葉摘みを急ぐ。まだ水田にも水が欲しい時期なので乾ききった圃場にも雨が欲しく用水路にも水が溢れる程の降水量が降ればと祈りながら雨ガッパ無しで作業をしていたが強い雨で止めようと思っていた。
 急に涼しく、暗くなり強い風と共にボドボド大粒の雨が叩きつける。あ~雹だと直ぐに分かる程の大きさの雹で家内と一緒に園地に駐車している軽トラックに乗り非難する。車の中からは強い大粒の雨と強風で外の景色は分からない。
 エンジンをかけワイパーを動かして外の景色を見るとりんご枝は強風で大揺れ、運転席に当たる大粒の雹でカタンカタンと物凄い悪天候。3cm大きさの降雹で車外に出る事も出来ず早く降雹、強風が止むのを待っている。畑一面大粒の白い降雹を敷き詰めた状態になる。
 こんなに大粒の降雹は初めてでりんごの葉っぱはちぎれて落ちて散々な状況。余りにも酷い状況で軽トラックを運転するにも外に出るにも危険で車内に閉じこもる。これではりんご、ラ・フランスの果物は全滅だなーと諦める。
 暫くして止んだ後葉摘み終わり収穫間際のりんごは凸凹傷だらけのりんごで収穫皆無の状態の園地でこれからの生計をどう立てるか心配になる。忘れられない22日の出来事。






























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