2015-12-12 05:10:10 | 日記

 

 

昨夜から気温は高く季節外れの雨が降る。寝床で雨音を聞いていると大分強い雨降りで昨日の天気予報は的中した。1日中降水確率が高くりんごの剪定は出来ない。農作業も一段落して雨降りの空模様なので農家の人も家にいる。毎年年度末から農地の集積等の賃貸借の仲介の仕事がある。それぞれの農業委員は担当区域があり1月の総会に諮る事案は月末25日までに契約をしなければならない。

 春の田植後に老夫婦が急な病で農業が出来なくなり果樹と水田の耕作が出来なくなった。果樹栽培を親類の雇用労働力でやり水田は他所の農家に貸す出す事の話があった。1夏かかり水田を借りる担い手を探しに奔走していた。高齢になり農作業は無理で他の人からも貸し出す水田の急な相談があり1ヘクタール程の面積に増えた。

 何処の農家も労働力には余裕は無く1軒の農家だけでは耕作が出来ない広い面積。いろんな集まり等や様々な形の情報を聞き取り目ぼしい2名の担い手のやっと話がまとまり口約束をしていた。全て農時組合法人山口沢の圃場で耕起、代掻き、防除は全部組合利用で個人での作業は出来ない。借り手の農家がするのは田植、脱穀調整だけなので地区外の農家も米作りは出来る。

 この辺りの農家は兼業や果樹と水田の複合経営の農家が大半でしかも鍬頭は高齢者。若者の担い手は果樹栽培に力を入れているので水田耕作者を探すには難義する。同じ組合員仲間では水田の賃貸借の件では直ぐに断られる。口約束していた若い担い手の農家に心変わりがしない内にと契約書類を持って説明をする。

 雨降りでも携帯電話で在宅を確認するとそれそれ雨降りの天気で相談に乗ってくれる。小作料金、耕作期間等の約束事等を話して雑談して来る。


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