心機一転

2014-08-30 12:19:01 | 日記


 降雹から1週間も経ち毎日りんごの葉摘み、収穫等で顔を合わせて来た。段々降雹被害のショックも薄すれて来た。農業関係の集まりの場所ではまだ開口一番の酷い雹害状況を話をしている。80歳代の高齢者でもあんなに大きい雹を見た事も無いとビックリしている。
 稲の被害はないようで日毎に黄金色の稲穂が稲穂を頭を垂れて来る。今年の稲作は豊作間違いないような稲の姿。噂では豊作で増収分販売価格が下がるような話題が出始めている。農産物は売ってお金を貰ってみないと高い安いは分からない。気象条件に左右される農産物価格で営農設計を立てるにはなかなか難しい。
 今年の中性種、晩生種のりんごは病害虫の被害も無く8月に入り降水にも恵まれて秋の収穫を期待していた。昔は210日まで台風が来ないと気温も下がり涼しい気候になり大型台風の襲来はないと古老が言っていた。
 この頃の気象は古老に言い伝えも当てにはならない程変動が激しい。記録的な爆風、豪雨、長雨、おまけに降雹で厳しい農業環境。若い時分は早く災害の年が開け新しい年になれば忘れて新規まき直しの再出発だった。知り合いの方の大病、親の介護等の暗い話題が多く、この歳になるとなかなかその気にはなれない。
 それでもクヨクヨしては体に良く無い久ぶりの爽やかな秋晴れの中心機一転で昂林の葉摘みをする。安値で販売だろうが両手、両指を使い呆け予防の健康にと思えば楽しい農作業。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿