朝方はどんよりとした曇り空で時折小雨が落ちて来る。病院の診察の予約日で保健書等の持ち物を準備する。新しい年を迎え仕事始めで混雑するだろうが敢えてこの日を前回に予約して置いた。朝食後外の景色を眺めながら朝茶を飲んでいる。序の口の窪地の水溜まりには雨紋が付いて付いたり消えたりしている。天気情報では雪だるまだったが気温が高いので雨降りの1日かとのんびりしている。
暫くすると大きい澪混じりの雪降りに天気が急変して来た。忽ち庭木や舗装道路の序の口は一面積雪で白くなって来る。雨混じりの重い雪で鎖で繋がれて伝って地面に落ちる雨どいから溢れて雨水が流れ落ちている。酷い湿気の多い重い雪のふりっぷりで果樹園地の枝折れが心配になって来る。
雪の無い正月で年開けも同じ天気で積雪量は少ないだろうと暢気に考えていた。暦は明日が24節気の小寒でこれから本番の雪降りの寒い空が続いて来る。正月の稼ぎ時を期待していたスキー場、仕事始めからの降雪では当てが外れて大変だろう。積もるのが分かる程多いボタ雪で家にいても茶の間でテレビを見て時間が来るのを待っているだけでつまらない。酷い雪降りなので道路事情を勘案して早めに家を出る。
一面真っ白な雪景色だが国道に入ると湿気の多い積雪は車のタイヤで踏み飛ばされて無くなっている。近くの里山の景色は山頂は白いが麓周辺は積雪少なく雑木山肌で横に筋状に成って降雪量が分かる。気温が高いので国道は雪降りではなく雨の中の運転に変わる。
走行車両は水しぶきを上げて順調流れで予約時間より大分早く医院に着く。診察患者は何時もより少なく短い待ち時間診察で拍子抜けしたようだ。古希も過ぎて来ると体にもガタが来て無理は効かなくなり大事にしなければと思いながら帰宅する。
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