天候

2017-01-23 05:20:05 | 日記

 

大寒も過ぎたがまだまだ寒く時折湿気の多い雪降りの天気。昨年の作業日誌や親父のブログを読み返すと今頃は雪の無い園地で剪定作業の明け暮れだった。あまりにも少ない降雪量で春先のサクランボ等の果樹の晩霜被害、田植えの準備の代掻き時の水不足の不安だった。

少ない積雪量で脚立の移動や上り下りも楽で面白い程捗る剪定だった。只積雪のない圃場だが雪解けで軟らかい土で防寒ズボンは脚立の上り下りで泥まみれになっていた。今年はまだ積雪50cm以上と多く脚立の移動は大変。雪に深く埋まっている脚立を移動する度に持ち上げての作業で腕、肩が痛くなる。多い積雪に深く埋まった防寒靴を抜いて歩くにも難儀する。作業中脚立が傾いて転落等で怪我の心配があるので3本脚の脚立をしっかり雪中に防寒靴で踏んで安定させてから上り下りで剪定。

真冬日より僅かに高い気温だが時折横殴りの纏まった雪降りでなかなか仕事は捗らない。直ぐ側に里山で前には野ウサギ等の小動物の足跡がいっぱい付いていたがこの頃では見かけなく成った。その分雪が融け暖かくなって来ると猿、熊、イノシシが山から下りて農作物を食い荒らしている。

枝に積もった重い雪で所処折れそうに下がっている。剪定する際も枝を揺すって積もった雪を下ろしながらの剪定。固まって雪はノコギリで細かく切れ目を入れて揺すって落としているがなかなか固まった雪は落ちない。太い枝は揺すっても動かないので雪下ろしだけでも大変な一仕事。

寒がりなので完全防寒の服装で口にはマスクを掛けて剪定をするが吐く息でサングラスが曇り一瞬先が見えなくなる。上空一面グレーの雲で覆われているのでサングラス掛けても掛けなくとも気にはならない天気。邪魔でも眼鏡を掛けると風除けには効果があるようだが顔に冷たい風を当てながら黙々と剪定をする。


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