補植

2017-05-23 03:25:23 | 日記

 季節外れの真夏日の中田植えは順調に進んで終った。田植え機の出入り口の所は植え残しがあり手で補植する。昨年の稲刈り時に長雨で圃場が軟弱でコンバインでの稲刈り中凄い深い轍が出来た。轍には水溜まりが出来て乾かないの春作業の耕起に大変なので整地兼ねて秋耕耘しようと法人組合で計画を組んでいたが天気が回復しないので出来なかった。

今年の春に耕耘前の畦塗り時に又窪地の整地為の耕耘希望を取ったが来れも圃場が乾かないので実現しなかった。軟弱で大型トラクターが抜かり春耕耘出来ないヶ所はそのまま残したして、耕起、代掻き一緒にしたりして田植えをする。田植機が泥濘にはまり身動きが取れなくなってしまう危険があり機械植えは出来なく後で手植えをする。

昨年も同じ圃場で水が湧き出て来るヶ所が軟らかく機械植えは諦めて後で手植えをした。田植え用の長靴が全部隠れる程抜かり土中を歩くに難儀した。仕事の難儀は苦には成らないがヒルがいっぱい泳いで靴の中に入ったり濡れたズボンにいっぱい付いていた。田植えも終わりゴム長靴を脱いだら足一面にヒルが付いて吸血していた。

最初は足が一面泥で真っ黒だったが良く見るとヒルだった。急いで用水路の清水洗い落としたが吸いついているのでなかなか落ちない。びっくりするやら気持ちが悪いやらで指手でこすってやっと足肌で見えた。吸血してヒルの後から赤い血が点々を出て暫く止らない。後が心配で医者にもと思ったが忙しさの余りそのままでも体の異常は無かった。

今年もそのヶ所の田植えは手植えでゴム長靴で入るといっぱいヒルが寄って来る。長靴を履いているので人の臭いや体温もないのだがヒラヒラと靴元に寄って靴や濡れたズボンに付いて気持ち悪くて余り深く抜かる所は手植えは諦めてしまう。手植えの苗を田植えのなって無い場所に放り投げてやる。いっぱい水が溜まっている場所で放り投げて苗はぷかぷか浮かんで移動している。

今年は同じような機械田植えの出来ないヶ所が数カ所あり手植えをするが何処もヒルが今までにない程多く見かける。家内に話すると「私は絶対補植はしないからどうかお願いします」とそっぽをむかれる。暑い中の補植も終わり家内はりんごの摘果、顧客からの注文の応対に忙しくなる季節。

 


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