枯れきわむ瑞巌寺ですが
ウグイスのササナキで賑やかです
春が近い予感のチャッチャッジャッジャッの啼き声です
地蔵堂の横の道の両側には
苔むした巨大な五輪墓が奥へ奥へと続いています
山頂目指して上ったこの道を
体力的にも登ることも出来なくなりました
門前の何故か真っ赤な電信柱
真っ直ぐと大道へ続いていますが
5~6本でしょうか?
他では見たこともない電信柱です
上の「東山手」と漢字で書いてあるのがNTT
下の「フルババ」と片仮名で書いてあるのが四国電力
上に書いてある会社が電信柱を管理して
2社が共同使用しているとか?
「フルババ」って子供の頃によく聞いた町名です
懐かしいです
歩き遍路の時も
知らない土地で電信柱に書かれた町名をみて
町の人の使いなれた町名の道案内の時に役立つし
歴史も判ったりと楽しんでいました
ちなみに
眉山の麓の山路の
伊賀町の一丁目から4丁目までの道には
それぞれに慣れ親しんだ呼び名がありました
眉山にそう道は「やまじ」
東へ「伊賀町」「弓町」「幟町」そして土佐街道の「大道」へと
1丁目の
「フルババ」は「瑞巌寺の馬場」
2丁目は
八幡神社があるので
「お八幡さんの馬場」
3丁目は
「たがじんじや」があったらしいので
「たがさん小路」
4丁目は
毘沙門堂があるので
「毘沙門小路」と呼んでいました
京都の町を呼ぶように?「お八幡さんの馬場の幟町」とか
今の人は誰も言わないかな?