ボランティアで行っている市の文化財収蔵館、中庭で草木染に使う植物やら糸を紡ぐ為の綿を育てています。
6月から10月まで、毎月1回水遣りのボランティアがあるのですが、今年はなぜか私の担当の日は雨が降って行かなくてすみました。
一度、晴れた日もあったのですが、病院の検査の予約が入っていて、それを言うと「職員がやるので来なくてもいいです」と・・。
水遣りは特に楽しい作業ではないので、やらなくて良いのならそれに越したことはないのです。
結局、9月になって初めて水遣りに行くことになりました。
文化財収蔵館の中庭は一般の人が入れません。
藪蚊だらけだということですが、我が家の庭に比べたら蚊なんて一匹もいないも同然でした。(虫よけなしで小一時間いても一か所も刺されなかった。)
で、ゆっくりと水遣り。その前に綿の吹いていたのは取りました。
ついでだから草木染用の植物3種の写真を撮りました。
コブナグサ
コブナグサは黄色く染めるのに使う植物です。
有名な絹織物の黄八丈の黄色もこの草から取るとのことです。
見たところ雑草のようにしか見えません。
アカネ
アカネはその名の通り、赤の染料です。
染料には根っこを使うのですが、野生の茜は物凄く深く根を張っていて、採るのは一苦労なのだそうです。
藍
藍の花
藍はジャパンブルーと呼ばれたほど、日本では一般的な草木染の染料です。
濃さによって色の名前も違います。
染料には葉を使います。
以前、私は学芸員さんに「文化財収蔵館でここまで徹底して昔ながらのやり方で染めや織りを行うのなら、麻は植えないんですか」とお聞きしたことがあります。
答えは、麻と言うのは麻薬の関係で育てるのに許可が要り、結構面倒なのでやらないということでした。
なるほどと思いました。
古参のボランティアの方々は、自分で色んな植物を使って布や糸を染める実験をしてきたのだそうです。
でも、たいていの植物は茶色にしか染まらないのだそうです。
そういえば私も、紅茶染めはしたことがあったなと思い出しました。
鮮やかな黄色や赤や青に染まる植物は、それなりに貴重なものだったのでしょうね。
水遣りのボランティアは10月後半にあと一回です。
雨が降ってくれたら嬉しいのですが(笑)。
6月から10月まで、毎月1回水遣りのボランティアがあるのですが、今年はなぜか私の担当の日は雨が降って行かなくてすみました。
一度、晴れた日もあったのですが、病院の検査の予約が入っていて、それを言うと「職員がやるので来なくてもいいです」と・・。
水遣りは特に楽しい作業ではないので、やらなくて良いのならそれに越したことはないのです。
結局、9月になって初めて水遣りに行くことになりました。
文化財収蔵館の中庭は一般の人が入れません。
藪蚊だらけだということですが、我が家の庭に比べたら蚊なんて一匹もいないも同然でした。(虫よけなしで小一時間いても一か所も刺されなかった。)
で、ゆっくりと水遣り。その前に綿の吹いていたのは取りました。
ついでだから草木染用の植物3種の写真を撮りました。
コブナグサ
コブナグサは黄色く染めるのに使う植物です。
有名な絹織物の黄八丈の黄色もこの草から取るとのことです。
見たところ雑草のようにしか見えません。
アカネ
アカネはその名の通り、赤の染料です。
染料には根っこを使うのですが、野生の茜は物凄く深く根を張っていて、採るのは一苦労なのだそうです。
藍
藍の花
藍はジャパンブルーと呼ばれたほど、日本では一般的な草木染の染料です。
濃さによって色の名前も違います。
染料には葉を使います。
以前、私は学芸員さんに「文化財収蔵館でここまで徹底して昔ながらのやり方で染めや織りを行うのなら、麻は植えないんですか」とお聞きしたことがあります。
答えは、麻と言うのは麻薬の関係で育てるのに許可が要り、結構面倒なのでやらないということでした。
なるほどと思いました。
古参のボランティアの方々は、自分で色んな植物を使って布や糸を染める実験をしてきたのだそうです。
でも、たいていの植物は茶色にしか染まらないのだそうです。
そういえば私も、紅茶染めはしたことがあったなと思い出しました。
鮮やかな黄色や赤や青に染まる植物は、それなりに貴重なものだったのでしょうね。
水遣りのボランティアは10月後半にあと一回です。
雨が降ってくれたら嬉しいのですが(笑)。
草木染、興味は ありますが 全く経験 ありません
黄八丈ってコブナグサを用いるのですか
以前 タブノキの事を調べたら その木の樹皮を使うと赤か味かかった黄八丈が 染め上がると知りました
植物で色合いに変化を付けられるのですね
奥が 深い~~
茜の根で、赤く染める
馴染みの無い植物ですが、先人は よくぞ素敵な染料を見つけたものですね
赤く染めるのは ベニバナだと思っていました
おかげさまで、薬が効いたようで快方に向かっています。
2種類の点眼薬を5分間の間を置いて注さねばならず、面倒ですが。
黄八丈、コブナグサを用いること、私も知りませんでした。
タブノキは黄八丈でももっと濃い鳶色に用いるみたいですね。
草木染ははまると面白いらしくて、色んな植物でどう染まるか試すらしいです。
昔の人も同じように試したのでしょうね。
だったら、水やりしなくても逞しく育つかも(笑)
炎天下散水しに行くこともなく
行っても蚊に刺されなくて、良かったですね
ラッキー
だから麻と言う字を書くのね、なんて…。
知らなかったです。
色々な知識が増えて勉強になります。
草木染ですが私も全て茶色になってしまい以後
紅茶で染めてました。だって簡単でしょ(笑)
コブナグサに関しては。
ただ綿や藍には遣らないといけないかも。
雑草も取らないといけないし。
6、7、8月、行かなくて済んだと言ったら、行った人から「なんでー」と言われた。
日頃の行いがいいからとは言えないし(笑)。
戦前まで麻は普通に栽培されていたみたいです。
今は許可制です。
紅茶染め、簡単でよく染まりますよねー(笑)。
面白いですね。
今度ボランティアで収蔵館に行ったら皆に言おうかしら。
知っているかもしれませんが。
ただセイタカアワダチソウは外来種で、日本古来の染料ではないので昔の暮らし体験には使えないです。
個人的に草木染を試すにはOKですね。
他も名前は知っていますが、花をみたのは初めて。
草木染めは大変な労力なのですね。
今着物を解いて水につけていると、黒い水になります。
染料が出ているのでしょうが、はたして何でしょうか?
着物を解いていらっしゃるのですね。
黒い水は汚れと染料と混じったものなのかもしれませんね。
洗剤は普通の洗濯洗剤を使わず、毛糸や絹を洗う洗剤を使わないといけないとか。
普通の洗剤には漂白剤や蛍光剤が入っているかららしいです。
解いた着物でどんな素敵なものができるのかな。