前々から記事で書いていた万博で能楽の「高砂」を皆で謡うという計画ですが、やっと具体的な話が出てきました。
それがちょっと最初の話とは違うのです。
詳しく書くと、私は毎年5月に大阪の四天王寺で催される『大阪能楽大連吟』という催しに参加しています。
大連吟というのは、年末にクラシックの第九をたくさんの人が集まって歌うように、能楽でそれをやる催しです。
それは今年も5月18日に四天王寺で開催されます。
それとは別に、今年は大阪で万博が開催されるので、大阪だけではなく京都や滋賀、神戸の大連吟の人達ともども、万博で大連吟をぶち上げようではないかという話があったのです。
この企画、思いもよらない方向で話がまとまったようです。
結果から書くと以下のように決まりました。
催しの詳細
名称:令和今昔四季物語絵巻
会場:万博EXPOホール“シャインハット”
内容:四季折々の祭事や伝統芸能を絵巻物を観るように360度の映像と共に繰り広げます
1.元旦 能「翁」奉納 °金剛永謹 °大倉源次郎
2.歌会始 披講「御歌」近衛忠大
3.節分 住吉大社小笠原流「追儺歩射式」小笠原清基
4.花見/種蒔 狂言「三番叟・鈴の段」°茂山七五三
5.盂蘭盆会 薬師寺
6.中秋の名月 住吉大社「観月祭」小野真龍
7.新嘗祭 八坂神社「倭人奉納」°井上八千代
8.年納め 大連吟「高砂」仕舞「四海波~千秋楽」°大槻文蔵 °大倉源次郎
9.法螺貝~雅楽「巫女舞」奉納
※°人間国宝
主催:伝統文化未来共創Project
日本伝統文化を全国そして世界に発信し、未来へと継承するために分野を超えて繋がりました
開催日時
6月3日 1回目 13:30~15:00 2回目 16:00~17:30
6月4日 1回目 11:00~12:30 2回目 14:00
詳しくは以下参照
大連吟は、8の「年納め 大連吟「高砂」仕舞「四海波~千秋楽」°大槻文蔵 °大倉源次郎」というところの「大連吟「高砂」」です。
大連吟といっても、これはもう当初思い描いていたものとは全然違うと思います。
聞けば、参加者は観客席に座って、そこで、たぶん待謡の「高砂」だけ謡うことになるみたいです。(通常、結婚式などで謡われることの多い「高砂や~」というのは、「高砂」というお能の中の待謡と呼ばれる部分なのです。)
まだ確定ではないみたいなので実際にはどうなるか分かりません。
先生は、もう自分達の手から完全に離れているから何も分からないみたいなことを言ってました。
滅多なことは書けないのですが、万博で大連吟をぶち上げたかった先生は、今回の企画で随分ご苦労された様子でしたが、こういう結果は心中複雑なものがあるのではないかと思います。
ただ、万博側の思惑だけでなく、出演者を見れば分かりますが、人間国宝だけでも5名、そうでない方々も様々な芸能・流派の宗家や家元といった人達です。
これほどの出演者が一堂に会することなど、かつてなかったでしょうし、これからもないでしょう。
文字通りの空前絶後なんです。
当初の思いは別にして、納得し、ありがたく受け入れるしかないと思います。
というわけで6月3日4日、1日2回公演で、私が参加を申し込んだのは6月4日の14時からの公演です。
大連吟の先生からは、いったん申し込んでの不参加は席に穴が空くのでできない。また必ず着物を着てくるように言われています。(もちろん普通の観客はそのかぎりではないです)
私も客席からの参加となりますので、どのような演出がされるのか、人間国宝の方々の至芸ともども楽しみにして観てみたいと思います。
付け加えると、これほどの出演者の舞台は今後観ることは難しいので、万博の入場チケット代だけで観られるのは大変お得です。
観たいと思われる方は予約が必要ですので先の「令和今昔四季物語絵巻」をクリックして、スクロールすると一般招待お申込フォームがありますので、そこから予約可能です。(万博自体の入場チケットは別に用意が必要)
お早いめにお申込みください。
それがちょっと最初の話とは違うのです。
詳しく書くと、私は毎年5月に大阪の四天王寺で催される『大阪能楽大連吟』という催しに参加しています。
大連吟というのは、年末にクラシックの第九をたくさんの人が集まって歌うように、能楽でそれをやる催しです。
それは今年も5月18日に四天王寺で開催されます。
それとは別に、今年は大阪で万博が開催されるので、大阪だけではなく京都や滋賀、神戸の大連吟の人達ともども、万博で大連吟をぶち上げようではないかという話があったのです。
この企画、思いもよらない方向で話がまとまったようです。
結果から書くと以下のように決まりました。
催しの詳細
名称:令和今昔四季物語絵巻
会場:万博EXPOホール“シャインハット”
内容:四季折々の祭事や伝統芸能を絵巻物を観るように360度の映像と共に繰り広げます
1.元旦 能「翁」奉納 °金剛永謹 °大倉源次郎
2.歌会始 披講「御歌」近衛忠大
3.節分 住吉大社小笠原流「追儺歩射式」小笠原清基
4.花見/種蒔 狂言「三番叟・鈴の段」°茂山七五三
5.盂蘭盆会 薬師寺
6.中秋の名月 住吉大社「観月祭」小野真龍
7.新嘗祭 八坂神社「倭人奉納」°井上八千代
8.年納め 大連吟「高砂」仕舞「四海波~千秋楽」°大槻文蔵 °大倉源次郎
9.法螺貝~雅楽「巫女舞」奉納
※°人間国宝
主催:伝統文化未来共創Project
日本伝統文化を全国そして世界に発信し、未来へと継承するために分野を超えて繋がりました
開催日時
6月3日 1回目 13:30~15:00 2回目 16:00~17:30
6月4日 1回目 11:00~12:30 2回目 14:00
詳しくは以下参照
大連吟は、8の「年納め 大連吟「高砂」仕舞「四海波~千秋楽」°大槻文蔵 °大倉源次郎」というところの「大連吟「高砂」」です。
大連吟といっても、これはもう当初思い描いていたものとは全然違うと思います。
聞けば、参加者は観客席に座って、そこで、たぶん待謡の「高砂」だけ謡うことになるみたいです。(通常、結婚式などで謡われることの多い「高砂や~」というのは、「高砂」というお能の中の待謡と呼ばれる部分なのです。)
まだ確定ではないみたいなので実際にはどうなるか分かりません。
先生は、もう自分達の手から完全に離れているから何も分からないみたいなことを言ってました。
滅多なことは書けないのですが、万博で大連吟をぶち上げたかった先生は、今回の企画で随分ご苦労された様子でしたが、こういう結果は心中複雑なものがあるのではないかと思います。
ただ、万博側の思惑だけでなく、出演者を見れば分かりますが、人間国宝だけでも5名、そうでない方々も様々な芸能・流派の宗家や家元といった人達です。
これほどの出演者が一堂に会することなど、かつてなかったでしょうし、これからもないでしょう。
文字通りの空前絶後なんです。
当初の思いは別にして、納得し、ありがたく受け入れるしかないと思います。
というわけで6月3日4日、1日2回公演で、私が参加を申し込んだのは6月4日の14時からの公演です。
大連吟の先生からは、いったん申し込んでの不参加は席に穴が空くのでできない。また必ず着物を着てくるように言われています。(もちろん普通の観客はそのかぎりではないです)
私も客席からの参加となりますので、どのような演出がされるのか、人間国宝の方々の至芸ともども楽しみにして観てみたいと思います。
付け加えると、これほどの出演者の舞台は今後観ることは難しいので、万博の入場チケット代だけで観られるのは大変お得です。
観たいと思われる方は予約が必要ですので先の「令和今昔四季物語絵巻」をクリックして、スクロールすると一般招待お申込フォームがありますので、そこから予約可能です。(万博自体の入場チケットは別に用意が必要)
お早いめにお申込みください。
素晴らしい経験
万博 最近は 盛り上がって来ているようですね
すてきな 時間をすごされますように
凄いメンバーですね
残念ながら 私は 2回目の帯状疱疹のワクチン接種の予約です
夕方のニュース チェックします
当日がいいお天気で暑すぎず、いろんなことがあまり問題なく進みますように。
そこで「高砂」謡うって、なんか仕込まれたサクラみたい。💦
凄いメンバーではあるみたい。
当初想像していたのとは違う。
まあ、記念にはなるし、どういうものになるかお手並み拝見です。
演出は、出演者のパフォーマンスを最大限引き出すものにしなければならないのですが、生成AIでプロジェクションマッピングだと、失敗したら悲惨です。
私、ショー化した男子新体操で、プロジェクションマッピングを組み合わせて演技を台無ししたのを幾つも見ているので。
確かに人間国宝が5人も揃うことはない。
美術館に国宝展を観に行くようなものです。
観てのお楽しみ。
そうですね。着物だし、雨は嫌だな。
公演がうまくいくのに越したことはない。
事故も起こりませんよう日頃の行いに気をつけます。
わたしの ブログが 何処かへ行ってしまいました
他の方では Gooのブログも残っているのに
何故??
フォローしている方のブログは 読めます
消えてます。
スマホだと過去記事は消えているものの、最後の私がコメントした記事は移転のお知らせ部分だけですが残っています。
パソコンでみると、しまそだちさんのブログを見ようとすると一気にはてなブログに飛びます。
確かにそんなふうな設定をしたらしい人もいます。(その人の名前をクリックすると新しいブログに飛ぶ)
一番の問題は過去記事がどちらにもないことですね。
gooに聞くことはできませんか?
そこからgooに問い合わせたらどうでしょう。
元に戻ればいいですが・・。