緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

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シニア大学あれこれ

2015年08月01日 | お出かけ
この秋から、某シニアカレッジに行こうかと思っています。その替わり、行くたびにモヤモヤしてしまう俳句教室は止めることにします。

先日、そのカレッジ主催の説明会に行ってきました。

説明会は、カレッジが具体的にどういう事をするか、あらかじめ知らせて、疑問にも答えて、始まってからミスマッチに気づくことを避けるために開くみたいです。
納得した上で受講料を支払って、入学確定になります。

カレッジの内容全体の説明が終わると、入学希望者二人にボランティアスタッフ一人がついて、丁寧に疑問に答えてくれました。

その時、一緒に話をした入学希望者が面白いことを言っていました。

その人は前にも、別のシニアカレッジに通っていたそうで、カレッジの内容は文学とか歴史の筈だったにもかかわらず、そういう話はあまり無くて、行く度に、介護とか、財産分与とか、ケアハウスとかの話を聞かされたそうです。それで、いく度に暗ーい気持ちになって帰ったということでした。

「受講料が安かったのですか?」と私が聞くと「そんなことは無かった」とのこと。
そのシニアカレッジの主催者がケアハウスか何かの理事長とかで、そこそこ裕福なシニアの取り込みの為にカレッジをやっていたのかなと思いました。

その人も、もちろん、介護や財産分与(?!)の話も重要だとは分かっていたのですが、そんな話をすると聞かされていなかったので、相当に違和感があったみたいです。

家に帰ってから、他にどんなシニアカレッジがあるのか、ネットで調べてみました。

シニアカレッジは、位置づけとしては市民大学の一つで、色んな種類のものがありました。
主催も、府県や市といった行政主催のもの、大学主催のもの、NPO主催のもの、それらが提携しあっているもの等。
学校として、法的な規定があるわけではないので、学習内容も千差万別です。

私の場合、シニアカレッジに行くことを考えたのは、無理のない程度に、定期的に出掛ける先を作っておきたいから。
学習だけだったら、今時、テレビや本で十分で、やはり体を動かしたいのです。

だから、行くつもりのカレッジは、座学もあるけれど体験参加型のカレッジです。
説明によれば、班活動や、いわゆるクラブ活動等もあって、受け身の学習だけというわけではなさそうです。

ただ、受講生同士の交流が必須だと、どんな人が来るのか分からないので、変な人がいたら困るというのはあります。
その点も質問したのですが「男性は紳士、女性は淑女」という答え(笑)。
答えてくれたボランティアスタッフはいたって真面目で、別のシニアの集まりで、気に入った女性に付きまとうストーカー的な男性(結局それが目的だった?)が実際にいたということでした。

カレッジは1年コースと2年コースがあるのですが、私は1年コースにしました。
2年だと、自分に合わなかったらしんどいからです。
気にいったら次の年にまた入学することもできるみたいで、実際にそうしている人もいるとか。(カリキュラムは毎年少しづつ変えている。)

とまあ、それは秋からの計画。
今は暑くってどこにも行きたくありません。

我が家の猫どももグッタリの毎日です。