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緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

日々の発見と思いのあれこれなど

仕掛け

2016年07月27日 | 
夜、仕掛けておくと、翌朝掛かっている生き物がいます。

我が家ではこれ。

夜、座敷にダンボール箱を置いておくと、翌朝にはオッサン猫が一匹捕獲できるのです。

ミーちゃん、あんたはウナギか?



スズちゃんのこと

2016年05月29日 | 
スズちゃん、最近よく吐くようになりました。

以前はあわてて食べ過ぎて、カリカリをそのままというような吐き方だったのですが、最近は薄茶色のクリームシチューのような吐しゃ物です。
それだけではなく、食欲もなく本当にしんどそうに寝ていたり。

先日、兄と一緒に行きつけの病院に連れて行きました。
お医者さんは触診して、胃腸の病気ではないこと。腎臓の辺りにゴツゴツしたものがあること。
自分のところでは詳しいことは分からないので、詳しい検査や難しい手術も可能な、大きな病院で診てもらうことを勧められました。対症療法的なことなら自分の病院でもできるとも。

お話を聞きながら私は治療台の上のスズちゃんをフンワリと両手で抱いていましたが、緊張のせいかスズちゃんは時折体を小刻みに震わせていました。家ではしないことです。
恐怖からか、病院に来る時もキャリーケースの中でも「グェーグェー」といった感じの酷い声で鳴いていました。

スズちゃんは、元は地域猫ですので、確かな年齢は分かりません。でも我が家に来てから10年以上経っていますし、連れてきた時、お乳も大きかったので、たぶん子供を産んだ経験もある筈です。

スズちゃんの年齢から考えて、私としては、ストレスや痛みのかかる治療はせず、自然に逝かせてあげたいと思いました。
スズちゃんが10歳以下の猫ならば、多少の苦痛は伴っても治療したかもしれません。
まだ若い猫で、何度も辛い手術を受けさせて、結果、死なせてしまった猫も過去にはいたのです。

設備の整った病院で検査くらいは受けさせても良いとは思いましたが、兄はそれさへもしたくないようでした。確かに、車で運んで行くだけでもスズちゃんにはストレスなのです。

そういうわけで、スズちゃんは家にいます。
スズちゃんにとっての最大のストレスはミーちゃんの存在ですが、そればっかりはどうにもなりません。
スズちゃんを、甘やかして甘やかして、日々を過ごさせてやろうと思います。
そのせいか、嘔吐は止みました。一時的なことなのかもしれませんが食欲もあります。

声を掛けると喜んで甘えるスズちゃんです。

休んでいるスズちゃん。

一方、庭で我が物顔のミーちゃんです。


庭では花々が咲き競っています。
数年ぶりで咲いた睡蓮。

ヘメロカリス(デイリリー)とドクダミ。

満開のサツキツツジ。


何事もないかのように季節は繰り返しています。

愛されて、地域猫。

2016年03月02日 | 
私がよく通る小道にいつもいた猫ちゃんがいました。
片目が少し悪いようでしたので、眇(すがめ)からスガちゃんと私は呼んでいました。
たぶん、色んな人が色んな名前であの猫のことを呼んでいたと思いますが、私はこのブログではスガちゃんと呼んでみます。

しばらく見ないと思っていたら、ある日こんな張り紙が・・・。

スガちゃんは、私が知るだけでも5,6年前からその場にいました。
その場というのは2棟のマンションの間に建てられたブロック塀の上です。

近くの美容院の美容師さんの話によれば、スガちゃんは元はマンションの住人に飼われていた猫だったそうです。
その住人は猫と犬を一匹づつ飼っていたそうですが、引っ越しに際して、犬だけ連れて行き、猫は置いていったそうです。それがスガちゃんです。

スガちゃんは地域猫になりました。
とても愛想の良い猫で、近所の人、道行く人、多くの人に愛され、気に掛けられていました。

張り紙の上には3つの花束が手向けられています。

中の一つには、鰹節も供えられていました。

私もスガちゃんが、寒い中、野垂れ死にしたのではなく、暖かい病院で、手当を受け、見守られて亡くなったのだと知って、さみしいながらもホッとしました。

スガちゃん、長い間、みんなを暖かい気持ちにさせてくれてありがとう。

最後まで面倒をみて、スガちゃんを病院に連れて行ってくれた人にも感謝です。

ミーちゃん、大怪我!

2016年02月27日 | 
今は猫達の恋の季節です。
ミーちゃんは去勢しているので関係ない筈なのですが、縄張り争いに巻き込まれたみたいです。

日曜日、変だなと思ったら、目に怪我をしていました。

ミーちゃんは元々左目が白濁していました。過去に猫同士の喧嘩で傷ついたと聞いていました。
こんな感じです。


ところが、その目をまたやられてしまったのです。

2日ほど、様子を見ていたのですが、食欲も元気もなく、3日目の朝に病院に連れて行きました。
思っていたより重症でした。

角膜が潰瘍状態とのことでした。お医者さんの説明では、人間の皮膚の傷でも、表皮があれば傷があっても表皮どうしがくっ付いて直ぐ治るそうです。でも表皮部分がない状態で傷ができれば、傷は治らないのだそうです。つまり、いつまでも出血していたり、血でなくても滲出液が止まらなかったりと。

ミーちゃんの状態は角膜の傷が塞がらない状態なんだそうです。
医師の話によれば、猫は一方の目が見えなくても、必ず両目を開かなくてはならないとのことです。
だから、最悪の場合、左目眼球摘出だそうです。

とりあえず、角膜を治す点眼薬と抗生物質をいただき、様子見の状態です。
でも、まったく元気がありません。


全然、元気のないミーちゃんです。
ベランダでお気に入りの箱に入り、日向ぼっこしてます。

本当なら、飼猫は外に出さない方が良いのですが、我が家の場合、色々と経緯があって外に出るようになりました。

目は見たところマシになってきてるみたいですが、まだまだ心配です。


微妙な2匹

2015年11月21日 | 
ミーちゃんが我が家に来て以来、スズちゃんはすっかり痩せて小さくなりました。どっと老け込んだ感じ。
やはり老いた雌猫におっさん猫は脅威だったようです。

たまに10センチくらいの間を置いて寝ている時もあります。
この日はホットカーペットの上、毛布1枚隔てて寝ていました。

お尻とお尻がくっついていますが、毛布がなければスズちゃんが嫌がります。
(左上がスズちゃん。右下がミーちゃんです。)

ちょっと後、やはりスズちゃんが顔を背けています。


スズちゃんの元気がなく、ストレスを感じていることは何となく分かります。
ミーちゃんは基本図々しい猫です。

スズちゃん、ごめんね。
2匹で猫団子、まだまだ先のことです。