著 : 浦沢直樹
『 20世紀少年 』 は、長編SFサスペンス漫画です。
ストーリーは、こんな感じ…。
1970年代…夢と希望に輝く少年ケンヂと仲間達は、野原に秘密基地を造り、空想しては “ よげんの書 ” として書き込み 楽しんでいた。
よげんの書…悪の組織の地球滅亡計画、東京を破壊する巨大ロボット、それを阻止する正義のヒーローと仲間達。。。そんな他愛もないシナリオだった。
しかし、1997年、ケンヂは周りで起こる奇妙な事件が “ よげんの書 ” どおりであることに気付く。
事件の背後に見え隠れする謎の男、“ ともだち ” と呼ばれるカリスマ…。
そしてついに、20世紀最後の大晦日…“ 血のおおみそか ” の惨劇が起こる。
しかし、これは “ ともだち ” による地球滅亡計画の ほんの序章にすぎなかった。
“ ともだち ” とは、一体誰なのか?
“ よげんの書 ” を書いたケンヂ達は、謎の敵 “ ともだち ” に立ち向かう…。
“ ともだち ”
大嫌い…。
この 『 20世紀少年 』 は、以前 仕事場へ同僚が職場文庫(?)として持って来てくれて、お昼休みなどの休憩中に 皆で回し読みしていました。
その時の最新刊は、19巻だったでしょうか…。
19巻まで読み終えた私達は、「 この先どうなるのか?」 「 “ ともだち ” は 一体誰なのか?」 と皆で 色々と推理したり 討論したりしていました。
…暢気な仕事場ですね…。
その後、私は お仕事を辞めましたので 『 20世紀少年 』 の後の展開が 判らないまま…。
新刊が出る度に気になって、ついつい買ってしまいました。
でも、20巻と21巻だけで、その後は何故か買わずにいたのです。
ということで、
お家にあるのは
この2巻だけ…。
でもやっぱり、「 どうなったのかしら?」 と気になって、本屋さんへ行く度に 横目で見ていました。
ある時、タイトルが 『 21世紀少年 』 になっていて、ちょっとビックリ…。
どうやら 『 20世紀少年 』 は22巻で完結していて、『 21世紀少年 』 は その続編(?)の様ですね。
あらら…あと1巻で完結だったのですか…。
う~ん、読みたいなぁ…。
つい先頃、『 20世紀少年 』 の実写版映画の制作発表が行なわれましたね。
3部作に分けて上映するのだとか…。
監督は堤幸彦さん。
主役のケンヂは、唐沢敏明さん。
あのスケールの大きな物語を、実写映画で…難しそうですねぇ。
堤さんの斬新な演出も好きですし、唐沢さんも達者な方ですので、ちょっと期待しています。
“ ともだち ”
貴方は、
一体 誰なの!?
あーそーびーましょ。」
※ ちなみに覆面の下は
オビツ太郎(仮) です…。