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老子「第七十章」道徳経

2013-12-14 15:07:59 | 老子「道徳経と伊勢白山道「徳経81~38
自分の「良心に沿って生きること」を老子は示唆していると感じます。
これが人間には難しいのです。

                   
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・老子「第七十一章「道徳経と伊勢白山道」 徳経 
第七十章 
*老子を英訳http://mage8.com/magetan/roushi07.html
・原文 「書き下し文
吾言甚易知、甚易行。「 わが言は甚(はなは)だ知り易く、甚だ行ない易きも、
天下莫能知、莫能行。「天下能(よ)く知るもの莫(な)く、能く行なうもの莫し。

言有宗、事有君。「言に宗(そう)有り、事(こと)に君あり。 
夫唯無知、是以不我知。「 それ唯だ知ること無し、ここを以(も)って我れを知らず。

知我者希、則我貴矣。「我れを知る者は希(まれ)なるは、則(すなわ)ち我れ貴(たっと)し。
是以聖人、被褐而懷玉。「ここを以って聖人は、褐(かつ)を被(き)て玉(ぎょく)を懐(いだ)く。 

現代語訳
私の言っている事は本当はとても解り易く、誰にでも簡単に出来る事なのだ。
しかし世の人々はそれを理解できず、また行う事も出来ない。

私の言葉や行いには要点があるのだが、人々はそれに気づかないでいる。
だから私の言う事が理解できないのだ。

だが私の言葉を人々が理解できないという事は、それだけ私という存在が貴重という事でもある。
このように「道」を知った聖人は、粗末な衣服を着ていながらも心の内には大切な宝を抱いている。その貴さは上辺からは理解できないのだ。 


*真理=自分の良心に生きること 2012-12-21
 伊勢ー白山道 記事全文http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20121221
老子の言葉 第七十章 
(独自の超訳)
私が言う内容は、とても分かりやすくて、とても行うことが簡単です。
しかし、天下広しと言えどもそれが分かる者はおらず、それを行える人はいません。

私の言葉には真理(道)が在り、私が行う事柄には道(真理)が在ります。
人々は真理が何であるかが分からないから、私のことも分からないのです。

私のことが分かる人物がまれであるということは、すなわち私の言葉(真理)は貴いからです。
だから聖人は、粗末な衣服を着ていましても、ふところには真理という宝物を抱いています。

原文
「吾言甚易知、甚易行。天下莫能知、莫能行。
言有宗、事有君。夫唯無知、是以不我知。
知我者希、則我貴矣。是以聖人、被褐而懷玉。」

(感想)
「人々は真理が何であるかが分からないから、私のことも分からないのです」
このように老子に言われますと、さぞかし真理とは難しいものだと思ってしまうでしょう。
しかし、これの真相は、
真理(道)とは簡単すぎて分からないもの。
アタリマエすぎて気付かない事。
だと感じます。

多くの人々の話を聞いていて不思議に思うことが有ります。
「経済は良くなるのでしょうか」「どの会社が良いでしょうか」「結婚出来るでしょうか」・・・・
このようなことの全部が、明日も自分が生きていることを前提にしてしまって話をしています。そして、明日や未来の事で誰もが真剣に悩んでいます。すでに明日も自分が生きていることをアタリマエにして悩みます。

明日も生きていることがアタリマエならば、今日の今に生かされていることに感謝をしている人間は非常に少ないでしょう。
しかし、深刻な病気を得て、命の期限を宣告された人間は少し違って行きます。
明日が有ることがアタリマエでは「無かった」ことに気付きます。
そして、今のこの瞬間に生きようとします。
さらには、今の瞬間が大いなる奇跡の産物だったことが分かり始めます。

真理とは、このようにアタリマエの前提条件として、既に生活の中に溶け込んでいる物事のことなのです。
だから、自分が深刻な病気に成らなくても気付ければ良いのです
しかし、これが非常に難しいと老子は指摘しています。

このようなアタリマエの物事=真理に目覚めた人間は、たとえ身なりはボロでも苦しく無いのです。
病気に成っても、心は大丈夫なのです。
それ以上の歓喜を、それでも生かされていることに感じられるからです。これが悟りの最中の状態です。

このような話は、自分が体験しないことには分かりません。
他人が教えてもムダなのです。それはまた違うモノなのです。
人間一人ごとにオリジナルであり、特有であるべきことなのです。

だから真理や悟りを金銭と交換で他人に聞かせる人間が居れば、それこそ個人の悟りを妨害する人間だと思って間違いないです。迷いに誘う悪魔の任務を、結局は金のためにしています。

この章は要するに、自分の「良心に沿って生きること」を老子は示唆していると感じます。
これが人間には難しいのです。
自分の良心(真理・道・内在神)に反するぐらいならば、良心に反した行為で得た豪華な着物を着るよりも、自分の良心を尊重してボロを着ることに成っても構わないということです。
人間は必ず死ぬという事実から見ましても、自分の良心に従うことがお得だと私は本当に感じます。


良心に反した人間ほど、死後はすべてが無くなると思い込みたいでしょう。
しかし、人間がナゼか生まれて「来る」事実を見ましても、決してそうでは無いのです。
このようなことは、自分が良心を持って生きていれば、日常生活の流れを見て必ず分かって行きます。
自分の良心に生きること=真理(道)に生きること、なのです。

生かして頂いて ありがとう御座位ます 
 

 老子「第六十九章」

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老子「第七十一章」道徳経

2013-11-16 18:52:15 | 老子「道徳経と伊勢白山道「徳経81~38
自分が知っている物事であっても、まだ知り足りないと思っていることが最善です
                   
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・老子「第七十二章「道徳経と伊勢白山道」 徳経 
第七十一章 
*老子を英訳http://www.chonmage-eigojuku.com/magetan/roushi08.html
・原文 「書き下し文
知不知上、不知知病。「 知りて知らずとするは上、知らずして知るとするは病(へい)なり。
夫唯病病、是以不病。「それ唯(た)だ病を病とす、ここを以(も)って病(へい)あらず。
聖人不病、以其病病、是以不病。「聖人は病あらず、その病を病とするを以って、ここを以って病あらず。 

現代語訳
自分がよく理解していてもまだよく解っていないと考えるのが最善であり、よく解っていないことを解ったつもりになってしまうのが人間の欠点である。
そもそも自分の欠点を欠点として自覚するから、それを改善することもできる。
このように「道」を知った聖人は、自分の欠点を欠点と素直に認めて改善しているからこそ、欠点の無い聖人でいられるのだ。 


*悩みの本質 2012-12-22
 伊勢ー白山道 記事全文 http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20121222
老子の言葉 第七十一章
(独自の超訳)
自分が知っている物事であっても、まだ知り足りないと思っていることが最善です。
もし、知らないことでも知っているとするならば、それは心の病気であり欠点です。

しかし、自分の欠点を欠点として認めるならば、それは欠点では無くなるのです。
だから聖人には欠点がありません。それは自分の欠点を欠点として認識することが出来るからであり、だからこそ欠点が無くなるのです。

原文
「知不知上、不知知病。
夫唯病病、是以不病。聖人不病、以其病病、是以不病。」

(感想)
自分の悪い点や欠点に気付けますと、それを改善することが可能に成ります。悪い点に気付けない限りは、それはそのままです。
人間には色んな悩みが次々と順番に起こるものです。もし悩みが無ければ、退屈という最高にぜいたくな悩みも有りえます。
これはナゼでしょうか?

人生という有限な期間の中で、心をシンカ・進化・深化・神化させるという目的を持つ魂ほど、自分自身に対して悩み(課題)を自分で与えようとすると感じます。
悩むということは、悪い点や欠点、問題に気付いているからこそ悩むわけです。その人間なりの課題をナントカしたいと思うのです。
その課題に対して悩んでいる内は、少しずつでもその問題に対して対処をしていることに成ります。
人間の悩みが発生する原因に、人生時間が有限であることを本能で知っていることが因子に在ると感じます。
もし、時間の概念が消えた世界であれば、悩みも消えて、成長も止まると感じます。

ここで逆説的に、
自分の心を進化させる目的が根底にあるから悩むのであれば、先に自分の心を進化させる意識を持てば、自動的に現実の悩みも減るのではないか?」ということを感じます。
心が進化すれば、自動的(カンナガラ)に問題が起きないような生活行動に成って行くと思います。
では、自分の心を進化させるにはどうすれば良いのでしょうか?

それは、この難しい何の保障もない世界の中でも、
慈悲(情け心)、愛情力、感謝の心、・・・・このような気持ちを自分が日常生活の中で持つことを意識することが大切だと思います。
そして、先祖(遺伝子)への感謝心を持つことが、特に大切であり作用すると感じます。

老子の「自分が知っている物事であっても、まだ知り足りないと思っていることが最善です」
とは、真理だと思います。

人間の知識などは、時代によってその正誤が変わるものに過ぎないのです。
今の物理学や化学・医学なども、100年後には間違いだった点が数多く発見されていることでしょう。

「自分が何も知っていないことを知っている」という態度の人間は、成長する可能性を持ちます。
ただ、その態度で終わらずに、だからこそ努力するという「行為」が次に重要なのです。
思考や態度だけで満足して終わっている人間は、行為が無いために悩みが尽きません。

         *つぶやき~「行為の連続性」の視点~
難しい話をしましたが、とにかく「慈悲(情け心)、愛情力、感謝の心」を自分が生活の中で高めるに従って、悩みや課題も改善して行く可能性が在るということなのです。
自分の悩みに対して、そのような視点を持って見詰めて見ましょう。

生かして頂いて ありがとう御座位ます 
 

 老子「第七十章」

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老子「第七十二章」道徳経

2013-04-16 23:25:13 | 老子「道徳経と伊勢白山道「徳経81~38
為政者の権威を恐れなくなるほどに民衆を追い詰めると、世は乱れて大いなる天の罰を受けることになる。
                   
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・老子「第七十三章「道徳経と伊勢白山道」徳経 
第七十二章 
*老子を英訳http://www.chonmage-eigojuku.com/magetan/roushi08.html
・原文 「書き下し文
民不畏威、則大威至。「民、威(い)を畏(おそ)れざれば、則(すなわ)ち大威(たいい)至る。
無狎其所居、無厭其所生。「その居る所を狎(せば)めること無く、その生くる所を厭(あつ)すること無かれ。
夫唯不厭、是以不厭。「それ唯(た)だ厭せず、ここを以(も)って厭せられず。

是以聖人、自知不自見、自愛不自貴。「ここを以って聖人は、自ら知りて自ら見(あら)わさず、自ら愛して自ら貴(たっと)しとせず。
故去彼取此。「故に彼(か)れを去(す)てて此(こ)れを取る。 

現代語訳
為政者の権威を恐れなくなるほどに民衆を追い詰めると、世は乱れて大いなる天の罰を受けることになる。
人々の住む所をおびやかしてはならないし、人々の生業を邪魔してはならない。
人々の生活をおびやかす事がなければ、人々が為政者をおびやかす事も無い。

だから「道」を知った聖人は、自らの分を弁える知恵を備えて自ら目立とうとはせず、自らを愛しながらも自らを特別な存在だなどとは思わない。
こうして権威を振りかざす政治を捨て去り、余計なことはしない無為の政治を選ぶのだ。


*自分の心を守る大切さ 2012-12-23
 伊勢ー白山道 記事全文 http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20121223
老子の言葉 第七十二章
(独自の超訳)
民衆が追い詰められて支配者の威光を畏れなくなる時は、恐るべき事態に至ることでしょう。
民衆の住む所を強制的に制限してはいけないし、民衆が生きるための仕事を圧迫してはいけません。
そもそも、支配者が民衆を圧迫しなければ、民衆も支配者を嫌がりません。

だから聖人は、自分の立場をわきまえて目立つことをしません。
聖人は、自分自身を大切にしますが、偉ぶることをしません。
つまり聖人は、強制的な支配をすることを捨て去り、控えめで謙虚な態度を取ります。

原文
「民不畏威、則大威至。
無狎其所居、無厭其所生。夫唯不厭、是以不厭。
是以聖人、自知不自見、自愛不自貴。故去彼取此。」

(感想)
老子が生きた時代には
民衆の住む所を強制的に制限してはいけないし、民衆が生きるための仕事を圧迫してはいけません
これの真逆の理不尽な物事が横行したのでしょう。
ただ、真の聖人である老子が、ただの政治的な不満の発言を9✕9=81章の宇宙の神聖預言書の中に入れることはありません。
これを自分自身の心の問題に置き換えますと、理解が進みます。

「人間は自分の心が追い詰められて、恥も外聞も気にしなく成る時は、恐るべき事態に至ることでしょう。
自分の心が住む場所を制限しては生けないし、心が生き生きとしようとする働きを心配心で圧迫しては生けません。
そもそも、自分自身が自分の心を圧迫しなければ、心に自分自身を嫌う思いが起こりません。

だから聖人は、自分自身の心を尊重し、自分の心を安静にします
聖人は、自分の心を大切にしますが、他人の心も非難することをしません。
つまり聖人は、自他の心を強制的に支配することを捨て去り、常に控えめで謙虚な態度を取ります」


このように、きれいに人間の心の置き方、問題に置き換えることが出来ます。
人間は、他人(仕事の上司や家族、友人、隣人などなど)により自分の心を傷付けられたと思う人が多いですが、他人からの嫌な刺激を自分の心に届かせた犯人は、実は自分自身であることを知らなければ生けません。
人間は、自分自身の心でありましても、自分で自分の心を保護する任務を持つということを知らない人が多いのです。
これを知っているだけでも、その人間の運気は変化をします。

人間は、他人には気を使いますが、自分の心には配慮もしません。自分のモノだから、関係ないと思うのでしょう。
しかし、霊的には自分自身の心に神聖なる道(良心・真理・内在神)が、すべての人間に内在するのを私は感じます。
自分の心に「預かっている」「授かっている」のです。

これを無視しているのか、大切にするのかにより、その人間の人生と幸福が左右されると思います。
今日から、自分の心を大切に維持することを意識して生活して見ましょう。
すぐに自分自身が変わり始めることでしょう。

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老子「第七十三章」道徳経

2013-03-30 21:19:51 | 老子「道徳経と伊勢白山道「徳経81~38
裁判官が勇気をもって刑を執行すれば罪人は殺され、勇気をもって刑を免除すれば罪人は生き延びる。
                   
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・老子「第七十四章「道徳経と伊勢白山道」徳経 
第七十三章 
*老子を英訳http://www.chonmage-eigojuku.com/magetan/roushi08.html
・原文 「書き下し文
勇於敢則殺、勇於不敢則活。「敢えてするに勇なれば則(すなわ)ち殺され、敢えてせざるに勇なれば則ち活かさる。
此兩者、或利或害。「この両者、或(ある)いは利あり、或いは害あり。
天之所惡、孰知其故。「天の悪(にくむ)む所、孰(たれ)かその故を知らん。

天之道、不爭而善勝、不言而善應、「天の道は、争わずして善く勝ち、言わずして善く応じ
不召而自來、繟然而善謀。「召さずして自ら来たし、繟然(せんぜん)として善く謀る。
天網恢恢、疏而不失。「天網(てんもう)恢恢(かいかい)、疏(そ)にして失せず。 

現代語訳
裁判官が勇気をもって刑を執行すれば罪人は殺され、勇気をもって刑を免除すれば罪人は生き延びる。
この二種類の勇気は、それぞれ時と場合によって良いとされたり悪いとされたりする。
人間の裁きでさえその是非を判断するのは困難なのに、天の裁きについてはなおさら人の身で理解するのは困難である。

大いなる天のやり方は、争わずに勝利し、言葉を用いずに応え、
呼びよせずに自ら来させ、ゆったりとしながら遠大な計画を内に秘める。
天が悪を捕える網は、粗い目をしているように見えて悪を決して逃しはしない。


*錦(にしき:金色)の織物 2012-12-24
  伊勢ー白山 道 記事全文 http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20121224
老子の言葉 第七十三章   
(独自の超訳)
あえて行動するのに勇敢な者ほど殺され、あえて何事にも消極的な者が生かされることがあります。
この両者それぞれにとって、ある意味では利益が有り、ある意味では害が有ります。
天界が何を悪と判断するのかは、誰もその答えを知ることが出来ません。
これは聖人でさえも難しくて知ることが出来ません。

天の道とは、争わないでも上手に勝ち、
言葉を使わずに上手に体験で教え、
招待せずとも自ら自然に来させ、
ゆったりとしていながらも自然に物事を達成させます。

天界が、悪人を捕まえる網の目が大きくて漏れが出るように人間には思えますが、
どんな悪人も絶対に取り逃がすことがありません。

原文
「勇於敢則殺、勇於不敢則活。此兩者、或利或害。天之所惡、孰知其故。是以聖人猶難之。
天之道、不爭而善勝、不言而善應、不召而自來、繟然而善謀。
天網恢恢、疏而不失。」

(感想)
老子の言葉、「あえて行動するのに勇敢な者ほど殺され、あえて何事にも消極的な者が生かされることがあります
これの意味する内容は、非常に奥深いです。
善人ほどナゼか早く死に、悪人ほど生き延びることが世の中には起こります
・・・・とも、この老子の言葉を言い換えることが可能です。
これの本当の意味と善悪は、神のみぞが知り、その正義は完璧に貫徹しているという説明が文章の後半でされています。

これを理解するには、私たちの短い今回の人生だけを「切り取って」見ても判断は出来ないでしょう。
普通ならば、善人ほど長生きをして、この世で報われるのが正義だと考えるのが一般的です。
しかし、悪人が長生きをすることは、それは悪人個人にとっては本当に良い結果をもたらすのでしょうか?
この世だけで、その悪人の心が本当に終わるならばラッキーなのですが、死後の反射が有ると仮定しますと大変です。生きれば生きるほどに悪行を重ねるのですから。このような意味を、
この両者それぞれにとって、ある意味では利益が有り、ある意味では害が有ります
という表現で老子は完璧に説明しています。


とにかく言えますことは、この章から分かることは老子が
天界が存在するということ。
因果の法則(自分がした事は、違う人生を体験してでも必ず自分に帰ること)。
人間の魂の転生。
天界が人間を導く方法。
このような意味と道理を深く理解して示唆していることが良く分かります。

天界が、悪人を捕まえる網の目が大きくて漏れが出るように人間には思えますが、どんな悪人も絶対に取り逃がすことがありません
この老子の言葉ほど、一般的な人間の心情を思いやっている言葉はありません。

人間は、天界や神が存在すると聞かされましても、
上手に逃げ切る悪人も居るのだろう
という半分あきらめのような気持ちを持つことも有るでしょう。
この世では、ワイロや策謀が横行して、それで栄華を楽しむ悪人を実際に見ていますと、このような気持ちを人間は誰もが持つものです。
しかし老子は、「悪人が本当の意味で得をしているのではなく、真の意味では悪人が大損している
と断言しています。
そして、天界が人間に掛ける網とは、善悪を完全に判別して、悪人を逃すことは無いのです。

私が感じますには、人間が行うどんな行動にも「見えない糸(霊線)」が付いているのです。
生きるほどに、自分が行った全ての行動の糸が織物を成すように人間には付いて「来る」のです。
そして死後に、自分が作った織物を天界に献上するわけです。
どんな小さな行為にも糸(霊線)が付いていて、織り込まれて行きます。

「ボロは着てても心の錦」と昔から言いますように、心で虹色の美しい織物を作りたいものです。
生きる短い間は、やはりただの「思い」だけよりも「行為」が勝るのがコノ世だと思います。
自分なりに良心に従って生きて行けば、ボロボロの人生でありましても虹色の美しい織物が誰にでも完成するのです。
頑張って生きましょう。

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老子「第七十四章」道徳経

2013-03-24 23:21:01 | 老子「道徳経と伊勢白山道「徳経81~38
民不畏死、柰何以死懼之。「 民、死を畏(おそ)れざれば、奈何(いかん)ぞ死を以(も)ってこれを懼(おそ)れしめん。
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・老子「第七十五章「道徳経と伊勢白山道」徳経 
第七十四章 
*老子を英訳http://www.chonmage-eigojuku.com/magetan/roushi08.html
・原文 「書き下し文
民不畏死、柰何以死懼之。「 民、死を畏(おそ)れざれば、奈何(いかん)ぞ死を以(も)ってこれを懼(おそ)れしめん。
若使民常畏死、而爲奇者、「もし民をして常に死を畏れしめば、而(すな)わち奇(き)を為(な)す者は、
吾得執而殺之、孰敢。「われ執(とら)えてこれを殺すを得るも、孰(た)れか敢えてせん。

常有司殺者殺。「常に殺(さつ)を司(つかさど)る者有りて殺す。
夫代司殺者殺、是代大匠斲。「それ殺を司る者に代わりて殺すは、これを大匠(たいしょう)に代わりて斲(けず)るなり。
夫代大匠斲者、希有不傷其手矣。「それ大匠に代わりて斲る者は、その手を傷つけざる有ること希(まれ)なり。 

現代語訳
民衆が死を恐れなくなるまで追い詰めてしまったら、どのような刑罰をもって彼らを恐れさせる事ができるだろうか。
もし人々が生を楽しみ死を恐れるような世の中に、秩序を乱す輩がでたならば、
私はその者を捕えて殺すことができよう。

だが一体誰がその刑を実行するのか。
人の生死はそれを司るものが殺すのだ。
生死を司るものに代わって人を殺すというのは、
素人が大工に代わって木を削るのと同じことだ。そのような無理をすれば、結局自らが傷つく事になる。


*自分のことを叱ってくれる人間は貴重です 2012-12-25 
 伊勢ー白山 道 記事全文 http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20121225
老子の言葉 第七十四章
(独自の超訳)
もしも民衆が悪政治により圧迫されて死ぬことも恐れなくなれば、どうして死刑によって民衆を脅すことが出来ましょうか。
たとえ民衆が常に死を恐れているとしましても、もし悪事を働く者がいれば、私が捕まえて死刑にすることが可能ですが、誰が自ら進んで他人の死刑を執行することが出来ましょうか。

常に人間の生死を司る大いなる存在がいて、人間に死をもたらすものなのです。
その生死を司る大いなる存在に成り代わって、人間の判断で他人の死刑を執行するということは、
これは熟練した職人に成り代わって素人が木を削ることと同じなのです。
このように熟練工に成り代わって木を削る者は、自分自身の手に傷を負うことに成ります。

原文
「民不畏死、柰何以死懼之。若使民常畏死、而爲奇者、吾得執而殺之、孰敢。
常有司殺者殺。夫代司殺者殺、是代大匠斲。
夫代大匠斲者、希有不傷其手矣。」

(感想)
現代の日本では、法務大臣が死刑執行のサインをするかどうかが常に問題にされています。
この章で老子は、大いなる存在(神)に成り代わって、人間が人間を裁くことの難しさを言っています。
自分が他人を裁く場合、自分自身も同様に傷を負うことに成ると指摘しています。
これは私たちの日常生活におきましても、たとえ小さなことでも同じことが言えると感じます。
だから、自分のことを叱ってくれる人がいますと、その人も心に傷を負うことに成りますから、感謝をするべき人間だということです。

この章と似た話が日本にもあります。高名な禅僧と武士の問答の話です。 
雪で銀世界に化粧された庭を禅僧が縁側から眺めていました。そこへ突然、一人の武士が現れました。
その武士が言うには、上司の命令に従って沢山の人間を殺したということです。
自分には何の利益にも成らない殺人を、他人からの命令で仕方なしに実行した場合、自分が死ねばこの罪は誰に行くのかと禅僧に尋ねました。
これを黙って聞いていた禅僧は、武士に近くの木の下に立ち、そして頭上の枝を揺らすように命じました。
武士が言われたように木を揺らしますと、枝葉に積もった雪が頭上から落ちて来て、冷たい雪を全身にかぶりました。


禅僧いわく、「あなたに枝を揺らす様に命じた私は、雪を被らずに安全で暖かい畳の上に居る。実行した君自身は、冷たい雪を被ったんだよ
ただ、禅僧も、武士を冷たい目に遭わせた犯人が自分であることを知っています。雪は被っていませんが、自分の心に冷たいモノを被っています。 

(参考記事:チャンスを邪魔させるな 2008-06-08
      http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/cd58e3e1dde7e1baba4b705b97d917da
この場合、ただ命令に従って「熟慮なしで」殺人を犯した武士が、自分の良心が傷んでいるために禅僧にわざわざ聞きに来ています。
要は、自分の良心が納得していなかったのです。そして自分の罪も心配しています。

ここで、日本の死刑制度でも大切なことは、死刑を執行する人間や命じる人間が、何のためにするのか?ということなのです。
日本では、罪を犯した悪人の人権問題ばかりが取り上げられますが、被害者やその家族の人権は大切にされているのでしょうか?
被害者の無念や、新たな被害者を防止するために、またそれで給与を得て自分の家族を食わすために、すべてを納得した人間が自分自身も傷を負うことを覚悟でするべき事なのです。
そして、最終的には執行者の良心(大いなる存在・内在神)が、その善悪を最終判断します。

この武士のように、熟慮なしで軽々に殺人を犯せば、自分の良心が納得していないために後々に苦しむことになります。
この章の話の答えは、この世では出ずにアノ世に持ち越す問題だというのが私が感じる答えです。
言えますことは、


*人間が人間を裁く場合、どちらにも傷が発生するということを知っておくこと。
*その上で、自分の良心が納得した行為には、救いが有るということ。
*殺人を命じる人間には、被害者と執行者の両方の苦しみを生んだという2倍の因果が発生するということ。


結局は、この世では、どんな仕事でありましても、自分自身の良心との問答なのです。
自分自身の良心ですから、すべてを見て知っています。ごまかすことは不可能です。
逆に言えば、自分の良心を見詰めて生きて行けば、すべては大丈夫なのです。
職業の選択も含めて、自分の良心に従って行けば良いのです


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