この道の果てまで・・・

ただ純粋に ただ一途に歩む時
突如として それまでとは まったく違う
次元の異なる大地が あなたの目の前に姿を現す。

生の宝庫は 何処か遠い場所ではなく あなたの足元にあります

2010-12-20 10:21:47 | Weblog



あなたが

あなたの事を

解かった気になど

成らずにいられたなら




あなたは

あなたの身近な

人達の事も解かった気になど

成らずにいられるようになる




あなたが

解かった気になど

成らずにいられたなら

あなたは どこまでも

あなたの身近な人達の事を

解かり続けて行く事が出来る




それは

昨日も話したけれど

解かった事を捨てて行く事が

出来る事だよ。




実際に古臭くなって

現在の理解では無くなってしまっている

過去の知識を 過去の知識として

あなたが認識出来る事だ。




ガラクタで

邪魔になるものだよ

あなたが持ち歩く必要が有るものなど

何ひとつとしてない




あなたは身軽で歩き

必要に成れば あなたの中を

覗き込めば そこに必要となる

新たな理解が その度に現れてくれる。

だから一度見たなら 一度使われたなら

どんなに あなたが残して置きたいものあっても

それらを荷物のように担いだりする事などせずに

全部を後にして行くものだ。




少し怖いけれど

何ひとつ持たずに歩くこと

それが あなたに常に新たな

気づきを齎してくれる様に成る。




何かが

入ったままでいる空間には 

新しい何かが入って行ける余地が無い。




あなたが怖がり

怖れてしまい以前の何かを

離さずに後生大事に持ち続けていると

本物の安心感では無く 擬似的に

作り出された安心感が在る

そんなものに騙されていたら駄目だよ。




それが

あなたに新しいものを

齎さない事になっているだけだよ。

その事実に気づいてしまう事だよ。




そして長年続けて来た

あなたを騙してしまう擬似的な

安心感を あなたの中に持ち続けてしまう

歩みからは 簡単には抜け出せないけれど




「あ~また持ってしまっていた」と

あなたが気づく度に あなたの中から

それまでに持ち続けていたものが蒸発して行きます。

簡単でしょう?




あなたが何も

持たなくなる事が

当たり前のように成れるまで

あなたの中を観察して見つめ

気づき続けて上げれば良いだけです。




本当は

物凄い簡単な事なのだけれど

あなたの 今迄の歩みが

違う方向へと癖をつけてしまった為に

少しばかり複雑な事をするように

感じてしまうだけです。




そして

これらの事を

極々 簡単にやれてしまえる場所が

あなたの中に在る 弱くて 駄目で

情けない本物の あなたの感覚に

常に 正直に成って上げだけで

簡単に可能に成ります。




ただ

あなたの中の

弱くて 駄目で 

情けない場所と言うのを

間違えないで下さいね。




あなたが

どこまでも どこまでも

正直に成って行った場所に在る

弱々しくて 儚くて 簡単に

消え入ってしまいそうな方の弱さや

駄目さや 情けなさの方を

指しているのであって




あなたの中の表面に在る

弱音の部分を指しているのでは

有りません。




それは 適当で

いい加減な あなたの姿あって

私の云う 純粋無垢な 弱さや

駄目さとは まるで違います。




あなたが

死の淵まで行って

自分の力の無さや

駄目さをつくづくと実感する

そうした時の 弱さや 駄目さです。




それが

此処で云う

弱さや 駄目さや 情けなさと

共に生きるという事です。




その場所は

多くの人達にとって

諦めてしまう場所にあたります。




けれど

本当は違います

その場所こそ生きられる場所です。




その場所こそ

生きるに値する場所です。

なのに皆が そこで諦めたままです。

しゃがみ込んだままです。




駄目な あなたのままで良いから

その場所のままで目の前の事に触れてごらん

あなたは駄目な あなたのままでも

歩ける事に驚かされるから




別段 あなたが

走る必要など もう どこにも無いから。




誰とも競い合う必要も無いから

誰にも 小突き回されずに あなたの速度で

歩んで良いから あなたの身体に合った

あなたの歩幅で歩いても良いから。




そこは そんな場所です。




そこで歩き出し

新たな歩みを見つけ出してしまうと

そこまでの想いをして探し当てられたものだから

余計に 離す事が出来なく成ります。




最初の内

あなたは以前にも増して

力強く歩めるようになれるのですが

やがて時間の問題で だんだんとマンネリ化してしまい

再び 以前と同じ歩みの上に立っているのが解かります。




一旦は 確かに

その場に立つ事が出来たけれど

再び あなたは以前の歩みに

戻ってしまっていただけです。




そういった事を

何度か繰り返す内に

あなたは理解して行きます

掴んでしまったら駄目なのだという事を

何色かに成ってしまったら駄目なのだという事を

自然に理解して行きます。




あなたが何も持たずに

何色にも染まらずに 無色透明な

あなたのままで居られたなら




あなたには

想像もつかないくらいに

永久に あなたに何かを

齎し続けてくれる場所が その場所です。




そこは無限で

無尽蔵な まさに生の宝庫です。
































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