~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第二 小なる章
二、 なまぐさ
251、 以上のことがらを尊き師(ブッダ)はくりかえし説き給うた。
ヴェーダの呪文に通じた人(バラモン)はそれを知った。
なまぐさを離れて、何ものにもこだわることのない、
跡を追い難い聖者(ブッダ)は、
種々の詩句を以ってそれを説き給うた。
252、 目覚めた人(ブッダ)のみごとに説き給うた―――なまぐさを
離れ一切の苦しみを除き去る―――ことばを聞いて、
(そのバラモンは)、謙虚なこころで、全き人(ブッダ)を礼拝し、
即座に出家することをねがった。
~ 感謝・合掌 ~