浄心庵・長尾弘先生「明来闇去」

 ~ 誰れもが幸せになれる御教え ~

明来闇去

2021-06-03 00:49:14 | 明来闇去
 
    恩師のご著書「思いの中に生きる」より

             喜びの体験記

        土葬の苦しみから解放された霊


昨年の十一月一日には、お忙しいところをお願い致しまして、
先生に私の生まれ故郷の村へ来ていただきました。
まずはじめに、先生に仏壇にお参りをしていただきましたところ、
陰気で黒ずんだ仏壇が明るく見えてまいりました。

しばらく雑談の後、村の墓地を見に行ってもらうことになりました。
村では、田舎の名ごりと申しましょうか、未だに土葬で、
お墓全体が共同墓地でございます。

ですから、先祖代々、村のシキタリによって順次埋葬されるのです。
かれこれ二百年の歴史があるそうですが、恥ずかしい限りです。
当然ながら霊気がすごく、
何かしら不気味で、余り特別なことがない限り行きません。

もちろん土葬でありますから、柩は座棺ということになる訳で、
亡くなりますと大変でございます。
遺体は硬直致しますので、お棺に収めるのが大変なことで、
親戚縁者がお通夜の読経の中で別室に於いて、
その間に納棺するのでございます。

棺桶の蓋をする時は、釘を打つちつけるのですが、
石ころで金槌の替わりをするのです。
そうして荒縄で縛るのです。
これらが村のシキタリなのです。

遺体は硬直致しておりますので、
なかなか棺の中へ収めるのが難しゅうございます。
骨をポキンポキンと折って収めるのですが、可哀そうでなりません。
墓地で先生にお参りいただきましたところ、
膝を抱えて窮屈そうな人の霊がいっぱい出てきたそうです。

二百年の歴史ある墓地でありますから、
霊の頭を踏みつけているわけですもの、当然だろうと思います。
その時にお墓でお参りいただいたテープが「救霊」のテープなのです。
確実に救われていただけたのは、一重に先生のお陰で、
少なくとも村が明るい良い村になって栄えますように。



最新の画像もっと見る