~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第二 小なる章
三、 恥
253、 恥じることを忘れ、また嫌って、
「われは(汝の)友である」と言いながら、
しかも為し得る仕事を引き受けない人、
―――かれを「この人は(わが)友に非ず」と知るべきである。
254、 諸々の友人に対して、実行がともなわないのに、
ことばだけ気に入ることを言う人は、
「言うだけで実行しない人」であると、
賢者たちは知りぬいている。
255、 つねに注意して友誼の破れることを懸念して(甘いことを言い)、
ただ友の欠点のみ見る人は、友でない。
子が母の胸にたよるように、その人にたよっても、
他人のためにその間を裂かれることのない人こそ、友である。
~ 感謝・合掌 ~