~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第三 大なる章
10、コーカーリヤ
672、また蛆虫(うじむし)の棲む水釜があり、
罪を犯した人はその中で煮られる。
出ようにも、つかむべき縁がない。
その釜の上部は内側に彎曲(わんきょく)していて、
まわりが全部一様だからである。
673、また鋭い剣の葉のついた林があり、(地獄に堕ちた者どもが)
その中に入ると、手足を切断される。(地獄の獄卒どもは)
鉤を引っかけて舌をとらえ、引っ張りまわし、
引っ張り廻しては叩きつける。
674、また次に(地獄に堕ちた者どもは)、
越え難いヴェータラニー河に至る。
その河の流れは鋭利な剃刀の刃である。
愚かな輩は、悪いことをして罪を犯しては、そこに陥る。
~ 感謝・合掌 ~