~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第三 大なる章
10、コーカーリヤ
666、けだし何者の業も滅びることはない。
それは必ずもどってきて、(業をつくった)主がそれを受ける。
愚者は罪を犯して、来世にあってはその身に苦しみを受ける。
667、(地獄に堕ちた者は)、鉄の串を突きさされるところに至り、
鋭い刃のある鉄の槍に近づく。
さてまた灼熱した鉄丸のような食物を食わされるが、
それは、(昔つくった業に)ふさわしい当然なことである。
668、(地獄の獄卒どもは「捕えよ」「打て」などといって)、
誰にやさしい言葉をかけることなく、
(温顔をもって)向かってくることなく、頼りになってくれない。
(地獄に堕ちた者どもは)、敷き拡げられた炭火の上に臥し、
あまねく燃え盛る火炎の中に入る。
~ 感謝・合掌 ~