久しぶりの日

今日は６時に起きて寝ないで過ごしている。
朝、一度起きてから二度寝すると昼まで起きれないことが
最近多いので、朝起きれるように練習中なのだ。

朝っぱらから掃除などしては迷惑なので
コロコロでラグをキレイにしたり、
朝食らしきもの（手抜き）を作って食べたり、
ネットをちょこちょこしたり。

とりあえず時間をなんとか使い、
ようやく８時半になったので洗濯と掃除を開始。
夫はまだ寝ている。寝室に猫を非難させる。

窓を全開にすると公園が見えるのだが、
お年寄りがすでにゲートボールをしている。焚き火も。
煙がくさいからせめて冬だけにして欲しいんだけど、
たぶん、車椅子の見学者が寒いからそうしてるんだろう。

今日は天気が中途半端なので、雑巾やマットを洗う。
マットは毛がついていたりするので、またコロコロ。
洗濯をセットしてから、片付けをして掃除機をかける。
掃除機にホコリセンサーがついていてホコリがあると
赤く光るのでなんとなく楽しい。

マットを洗う日は、トイレ掃除をいつもより丁寧にするように
しているので、ちょっとだけ気合を入れる。
築２０年以上のところなので、トイレの汚れは
少しくらい我慢しなくちゃならないと思っていたが、
サンポールを使うようにしたらすごくキレイになってきている。
特に奥の方の茶色いかたまりが減ってきていてうれしいったらない。

夫がようやく起き出して、「ごはんは？」と聞く。
いつも私が寝ているときは自分でやってるじゃないの。
久しぶりに期待されるのがうれしいような、
当たり前に思われるのが嫌なような、少し複雑な気分。
お皿に用意してあるんだから自分で飲み物くらい入れて欲しかったが
「優先順序が違うんじゃないの？」とまで言われ、しぶしぶやった。

夫を見送った後、もうその頃には眠気に負けそうになっていて
洗濯物を干すまでは動き続けないと眠ってしまうと思い、
ＴＶを拭いたり、布団を干したり、動きまくった。
ようやく洗濯が終わって干したら、少し眠気がおさまってきたので一服。

今日はなんとか習い事に行けそうだ。
このまま昼寝なんてしたら眠り続けてしまいそうなので
急いで仕度をしてカバンを持てばすぐ行ける状態にした。
習い事が始まるまで時間があったが、家でぐずぐずしていたら
せっかくここまで来たのに行けなくなるかもしれないので
早々に出発した。

時間には早すぎたが自販で水を買い、一人でストレッチなどして待っていた。
ようやく時間になったので行くと、インストラクターに
「久しぶりですね。春休みでどこか行かれてたんですか？」
なんて聞かれた。
久しぶりってあなた、私２月以来ですよ・・・。
「ええ、ちょっと実家の手伝いに行ってたんです。」
な～んて、うそぶいた。鬱で来れなかったなんていえないよ。

習い事が終わると買い物に行って大量の食材を購入。
こんな日に限ってトイレットペーパーも買わなきゃならなくて
自転車がこぎづらいくらいの荷物になってしまった。

ようやく帰ると今度はご近所の方に会ったので挨拶したら、
「お久しぶりですね。随分と会いませんでしたけど、どうかされたんですか？」
なんて言われてしまった。
確かに外にでない日は多かったけど、そこまで心配されてたのだろうか。
とっさに「大丈夫ですよ～」なんて答えてしまった。
これじゃ、『何かあったけど、今は大丈夫』みたいな表現だ。

少し凹みながら部屋に戻り、玄関を開けると、
朝、窓を全開にして掃除したおかげか変な生活臭がしなかった。
出掛けに飲んでいったコーヒーの香りがかすかにする。
なんか、こういうのって久しぶりだ。

今日は朝から久しぶりがたくさんの日だった。