今は結構ツライ状態にあります。
あれから一度もステロイドは使っていません。ステロイドどころか、どんな塗り薬もまったく。
虫に刺されようが、擦り傷や切り傷をつくろうが、薬は塗らず保湿もせず、ひたすら自然治癒を目指す。
10年前に掻き壊すまで掻いたおかげで皮膚は確実に強くなり、少々の傷や掻き痕は数日で消えます。
ところが2週間ほど前、片方の手のひらに水ぶくれができました。
すぐ治るだろうと思っていたら、指がピキピキと割れてきて、10年前を彷彿とさせる状態に。
思い当たるのはボディソープか。10年前から石鹸しか使っていなかったのに、使ったやつ。
あるいは、そのころ風邪をひいて発熱したときに飲んだ解熱剤がきっかけかも。
原因の特定はできませんが、日ごとに湿疹が広がって行き、10本中6本の指が酷いことに。
あまりにつらくなって、ドラッグストアへステロイドを買いに行こうかと思いつつも、
自分の過去のブログ記事を読んで思いとどまる。
そうだ、あのときに比べれば今なんて全然マシじゃあないか。
脱ステ脱保湿を試みていたときは、体内からステロイドが完全に抜けるまで、
汚い浸出液に悩まされ、泣きそうになっていたものでした。
今はというと、ピキピキ割れて血が滲んだりはするけれど、あの黄色い浸出液はまったく出ない。
自分のブログに励まされ、ステロイドの使用を思いとどまりました。
いちばん酷かったときは、今回も若干便秘気味になりました。
と言っても、もともと「1日出ないことはあっても2日出ないことはない」という体質ですから、
「毎日出るけど、スッキリってほどではないなぁ」という感じ。
それが快方に向かってくるとスッキリ快便になるんです。
排尿回数もいつもより減る。からだがいかなる水分の排出も押しとどめている感じ。
手指がこんな状態ではあるものの、幸いにしてあまり痒くはありません。
ピリピリするからイライラするけど。
いま痒いのは、手指ではなくて首筋。
身体が全力で手指の湿疹を保湿しようとしているせいでしょう。
それ以外のところに痒みが出る。痒いのは本当につらい。
あまりに痒いときはかまわず掻く。もちろんナマ掻きで。そして掻いても自己嫌悪に陥らない。
「何もしない治療法」は人には絶対勧められないですね。
でも今は幸いにしてダンナが海外駐在中。
母も亡くなってしまったから、毎日私ひとりのペースで動けます。
飲酒をやめればもっと楽になりそうなのですけれど、やめられんもん、酒(笑)。
帰ってもこんなんではどうせ安眠できないから、映画を観に行く。
そして劇場までの道中は車の中で思いっきりひとりカラオケ。
頑張れる。「頑張ります」宣言しておきます。