夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』

2018年04月07日 | 映画(は行)
『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』(原題:Valerian and the City of a Thousand Planets)
監督:リュック・ベッソン
出演:デイン・デハーン,カーラ・デルヴィーニュ,クライヴ・オーウェン,リアーナ,
   イーサン・ホーク,ハービー・ハンコック,クリス・ウー,ルトガー・ハウアー他
声の出演:ジョン・グッドマン

109シネマズ箕面で『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』を観て、
家のすぐ近くまで帰ってきているにもかかわらず、
20時前にわざわざ家から遠ざかってTOHOシネマズ伊丹へ移動。
だってこのハシゴじゃないと2本観るのが無理だったんだもん。

原作は巨匠ジャン=クロード・メジエールの伝説的グラフィック・ノベル、
“ヴァレリアンとローレリーヌ”シリーズと言われても知らん。
リュック・ベッソン監督はこれを実写映画化するのが長年の悲願だったそうです。

人類は人間以外のさまざまな種族と交流を図りながら西暦2740年に。
宇宙連邦捜査官ヴァレリアンは、相棒のローレリーヌと共に、
平和を守るべく銀河を飛び回っている。

あるとき、あらゆる種族が共存する巨大宇宙ステーション“アルファ”に、
空気が汚染された危険地帯があると上司から聞かされる。
ちょうどその直後、司令官が謎の集団に拉致され、ヴァレリアンが後を追うが失敗。
墜落したヴァレリアンを救うため、周囲の反対を押し切ってローレリーヌが向かう。
すると恐るべき陰謀の存在が判明し……。

SF作品を観るのは大好きなのですが、よくわかっていないところもあるから、
実はついていけていないのにイメージだけでわかったつもりになっていたりも。

けれどベッソン監督が映画化を夢見たことはなんとなくわかります。
宇宙ステーションは雑多な雰囲気もあるのにキラキラと美しく、映像に酔える。
いつもクマをつくって顔色が悪い印象のデイン・デハーンが色男のヴァレリアン役で、
若くて綺麗で強いローレリーヌにモデル上がりのカーラ・デルヴィーニュ
32歳と25歳のふたりは若く見えて、高校生役でもできそうな感じ。

特筆すべきは怪しい見世物小屋の客引き役、イーサン・ホーク
最近の彼はすごくイイ。

綺麗な人たちの綺麗な映像を満喫できる作品です。

ところで、SF映画は大好きなんですが、SF本を読もうとすると私には難解。
SFを読むコツみたいなものを誰か私に教えてくれませんかね。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『ペンタゴン・ペーパーズ/... | トップ | 『ジュマンジ/ウェルカム・... »

映画(は行)」カテゴリの最新記事