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『怪盗グルーのミニオン超変身』〈字幕版〉

2024年07月28日 | 映画(か行)
『怪盗グルーのミニオン超変身』(原題:Despicable Me 4)
監督:クリス・ルノー,パトリック・デラージ
声の出演:スティーヴ・カレル,クリステン・ウィグ,ウィル・フェレル,ソフィア・ベルガラ,ジョーイ・キング,
     ミランダ・コスグローヴ,デイナ・ゲイアー,マディソン・ポーラン,スティーヴ・クーガン他
 
TOHOシネマズなんばにて、2本ハシゴの2本目。
前述の『化け猫あんずちゃん』を観たくて大阪市内まで出向いたのもありますが、
もともとの狙いは本作の字幕版を観ること。
梅田かなんばまで行かないと観られないんですよね、“怪盗グルー”シリーズはいつも。
すっかり鶴瓶の声が定着しましたが、ここはやっぱりスティーヴ・カレルの声で観たい。
 
もとは最強最悪の怪盗だったグルーだが、いまは反悪党同盟のエージェントに転身。
愛する妻ルーシーと養子の娘マーゴ、イディス、アグネスの3人、
そしてルーシーとの間に生まれた長男ジュニアに囲まれて幸せな日々を送っている。
もちろん忠実な手下のミニオンたちも一緒。
 
そんなある日、グルーの高校時代の同級生でライバル、最強最悪を自負するマキシムが、
パーティーに潜入したグルーの手によって逮捕される。
マキシムは脱獄すると、恨みを晴らすためにジュニア誘拐を計画する。
 
マキシムに住居を知られたことがわかり、反悪党同盟はグルー一家を守るため、避難させる。
グルー一家は安全と思われる住宅街へ引っ越すと、しばらく身分を隠して暮らすことに。
 
ところが隣家の娘ポピーがいつのまにかグルーのことを調べ上げ、
自分もグルーとマキシムの出身校に入学するために悪事を働きたいから協力しろと言う。
さもなくばグルーの正体をバラすと言われ、致し方なくグルーはポピーを手伝うのだが……。
 
普通に楽しいですよね。
楽しいけれども、ウケすぎと思うほどの笑い声が劇場内に溢れていて、こちらもつられる。
ストーリーもシンプルで、大人も子どもも楽しめる作品だと思います。
何より、ミニオンが可愛いから。
 
最初、性悪少女かと思われたポピーが意外と面白くて良い子。
誘拐されたジュニアを救おうと大活躍します。
 
悪役マキシムの声を担当するのはウィル・フェレル。ぴったり。
毎度思うのは、ミニオンの声をひとりで担当するピエール・コフィンってどんな人!?ってこと。
監督が本業なので、ミニオンに扮するのはお遊びなんでしょうけど、楽しそうだなぁ。
 
そして音楽も楽しいんです。
カルチャー・クラブの「カ~マカマカマカマ♪」=“Karma Chameleon”だったり、
ティアーズ・フォー・フィアーズの“Rule The World”だったり、BTSの“Dynamite”もかかります。
K-POPのBLACKPINKの“BOOMBAYAH”もかかったようですが、私はこのバンド知らず。(^^;
実に楽しい選曲。
 
こうして字幕版を観ると、吹替版も観たくなる。
マキシムの声は片岡愛之助、ポピーの声は山田杏奈ですか。
観るものがなくなったら行こうかしら。
 
もちろん続編ありでしょうけれど、今回の薬を注入されたメガミニオンは要らないかも(笑)。

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