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『トロールズ ミュージック★パワー』

2020年10月28日 | 映画(た行)
『トロールズ ミュージック★パワー』(原題:Trolls World Tour)
監督:ウォルト・ドーン
声の出演:上白石萌音,ウエンツ瑛士,新垣樽助,仲里依紗,宮野真守,樋浦勉,
     近松孝丞,吉野裕行,宝亀克寿,きそひろこ,松本梨香,平田広明他
 
TOHOシネマズ伊丹にて、前述の『浅田家!』とハシゴ。
 
『トロールズ』(2016)の続編らしいのですが、前作の存在すら知らず。
これだけ映画を観ているというのに、不覚。(--;
 
洋画はアニメであっても字幕で観たいと思っています。
『2分の1の魔法』は字幕版を上映している劇場を見つけたけれど、
これは私の行動範囲内だとTOHOシネマズ梅田だけ、
しかも上映回数は1日1回でレイトショーのみ。無理っ。
あきらめて吹替版を鑑賞しました。
と思ったらなんばパークスシネマでもやってるやん。時すでに遅し。
まぁいいや、TOHOシネマズのポイント使ってタダで観たから。
 
トロール(=主に北欧の伝承に登場する妖精)が暮らすポップ村。
女王ポピーや幼なじみのブランチらは、ポップな曲を歌って踊る楽しい毎日。
トロールが暮らす村はここしかないと信じ込んでいたが、
実はこの世にはロック村やテクノ村など、別の村が存在することを知る。
 
きっかけは、ロック村の女王バーブからパーティーへの招待状が届いたこと。
ポピーの父親である王やブランチから止められるも、
ポピーはほかの村のトロールたちと音楽の融合ができるではないかと大興奮。
ただちにロック村へと向かうのだが……。
 
トロールの村は6つあり、それぞれ異なる音楽のルーツを持っています。
ポップ、ロック、テクノ、ファンク、クラシック、カントリー。
各々の村には魔法の弦があり、トロールたちに力を与えているのですが、
ロック村の女王バーブはそれらの弦をすべて集めることを画策。
ロック以外の音楽を破壊しようとしているんですねぇ。
 
ロックと言うけれど、これは明らかにヘヴィメタを指しています。
みんなメロイックサイン出してるし(笑)。
なんか、ヘヴィメタが世の中を仕切ろうとしていて、
それをポップスが改めようとしているみたいな図式、どうよ。
 
主人公のポピーもどうも鼻につきます。
「私がバーブを正してみせる」とか、何様やねん!てな感じで。
あ、これは私がひねくれているからです(笑)。
当然最後はポピーも自分本位であったことに気づいて改めますから、
教育的に良い映画であることは間違いありませんが、
こういうのがヘヴィメタに先入観を与えてしまうってことはないですか。
 
致し方なく吹替版を観ましたが、字幕版ではオジー・オズボーンが出演しています。
ポピー役はアナ・ケンドリックだし、怪しいヒッコリー役がサム・ロックウェル
オジーがロック村ではなくポップ村の王様の声を担当しているのがワラける。
やっぱり絶対観たいやん、字幕版。

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