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『トイ・ストーリー4』〈吹替版〉&〈字幕版〉(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の23本目@梅田&25本目@なんば)

2019年07月22日 | 映画(た行)
『トイ・ストーリー4』(原題:Toy Story 4)
監督:ジョシュ・クーリー
声の出演〈吹替版〉:唐沢寿明,所ジョージ,戸田恵子,森川智之,竹内順子他
声の出演〈字幕版〉:トム・ハンクス,ティム・アレン,アニー・ポッツ,トニー・ヘイル,
          クリスティナ・ヘンドリックス,キアヌ・リーヴス他
 
2日間のうちに吹替版と字幕版を観たので、フリーパスの24本目は後回し。
23本目と25本目をまとめてUPします。
 
実はそんな順番で観るつもりはなかったのです。
字幕版の上映館がいくら少ないアニメであっても、
「洋画は字幕で観る派」としては、まずは字幕版を観たい。
だから、何がなんでも字幕版を観ようと念入りに鑑賞計画を立て、
甲子園でオールスターを観戦する前にTOHOシネマズ梅田へ。
 
今回のフリーパスでは席数上限にひっかかったことがなかったので、
3連休初日のこの日もなんとなく大丈夫だとナメていました。
それでも、出遅れたらあかんと思って9時前には劇場に到着したのに。
本作の字幕版も、ほかの2本も、狙っていた全部、アウトでした(泣)。
いたしかたなく、3本観る予定を2本に減らし、
1本目に本作のDolby-ATMOS・吹替版を追加料金200円払って鑑賞
 
前の持ち主アンディが成長し、もうおもちゃでは遊ばない年齢になり、
あらたな持ち主ボニーへと譲られたウッディやバズたち。
ボニーはこのところウッディにはあまり興味がないようで、
ウッディはクローゼットの中に閉じ込められたまま過ごす日も多い。
それでもボニーのことが好きでたまらないウッディ。
 
ある日、幼稚園へ1日体験へ行くことになったボニー。
気乗りしないボニーが両親に引きずられるように出かけるのを見て、
放っておけなくなったウッディは仲間の反対を押し切ってついて行く。
 
ほかの園児たちが工作をはじめるなか、
道具もないボニーはどうすればいいのかわからない。
ウッディはゴミ箱の中から工作に使えそうなものをボニーの前に転がす。
するとたちまちボニーは元気を取り戻し、
使い捨てのフォークにアイスクリームのバーやモールを付けておもちゃを作る。
完成したそれにフォーキーと名付け、意気揚々と帰るボニー。
 
1日体験を頑張った褒美に、翌日からキャンピングカーをレンタルして、
一家で移動遊園地へ遊びに行くことになり、ボニーはまたまた大喜び。
ウッディやバズたちももちろん一緒だが、
今回ボニーにとっていちばん大切なのはフォーキー。
 
ところがフォーキーは、これまでおもちゃとして扱われたことなどない。
いつもゴミとして扱われてきた自分が大切にされるとはどういうことか。
嬉しいどころか理解できなくて恐怖心ばかりが大きくなり、
ゴミ箱を見つけるたびに飛び込もうとして……。
 
私は楽しかったんですけどね、このさい告白します。
前作までの“トイ・ストーリー”を観たことがないんです。(^O^;
ボロ泣きするとか、3作目が最高やったとか噂には聞いていたから、
今回泣くつもりで行ったのに、あれ?泣けないよ。
むしろデューク・カブーンとかふわふわのふたりに笑わされ、
なんか楽しいやんと思っていました。
楽しいやんと思いつつも、えっ、持ち主命だったのに去っちゃうわけ!?とビックリ。
 
某サイトのレビューを読んだら、予想を上回る(下回る?)低評価。
そうか、やっぱり今までの“トイ・ストーリー”はこうじゃなかったのか。
 
吹替版と字幕版を比べても、どちらも良さがあります。
最初の土砂降りのシーンで、そやそや英語で「土砂降り」って
犬と猫が降るって言うんやったなと思い出せたのが楽しかった。
カブーンの声をキアヌ・リーヴスが担当しているというのもいいじゃないですか。
Yes, I Canada!!
 
おもちゃの質感が伝わってくるのが凄いなぁ。
陶器でできているとか、布やプラスチックでできているとか、
こうしてアニメで見てもしっかり伝わってくるものなんですねぇ。
 
私のように、これが“トイ・ストーリー”デビューの人は楽しめると思いますよ。
エンドロール後までカブーンが楽しませてくれます。最後まで観てね。
 
あ、腹話術人形のベンソンは確かにホラーで怖すぎる。(^^;

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