夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の22本目@伊丹)

2019年07月21日 | 映画(あ行)
『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』
監督:岩下力
 
私が乃木坂46を観るって!?
まずありえないことですけれど、フリーパスがありますし。
封切り日の夜の回は舞台挨拶か何かがあったのしょう、早々に完売になっていました。
その回はフリーパスを使えないのは聞くまでもないことでしたから、
同日に『Diner ダイナー』を観たさい、それ以外の回はフリーパスが使えるか確認済み。
で、公開3日目の日曜日の朝イチに観ました。
 
いんや〜、まさかこんなのを観て泣くなんて。おみそれしました。良かった。
 
冒頭、なんとなく『劇場版 BiSキャノンボール 2014』(2015)や
『青春100キロ』(2016)を思い起こさせるような幕開け。
乃木坂ファンの方、アダルト作品と一緒にしてすみません。
私の好きそうな掴みで始まるドキュメンタリーという意味です。
 
それは岩下力監督のモノローグで始まります。
アイドルのドキュメンタリーを撮る仕事が来た。アイドルまるで知らない。
断ろうかと思った、そんな感じの。
 
撮ることにはしたけれど、本当に自分に撮れるのか。
少女たちがアイドルになる成長譚なら撮りようもあるが、
すでに彼女たちは完成したアイドル。いったい何を撮ればいいのか。
1年以上に渡ってカメラを回し続け、できあがった本作。
 
私が名前を知っていたのは白石麻衣のみ。あとは全然知りませんでした。
本作で主に時間を割かれているのは西野七瀬と齋藤飛鳥。
西野七瀬の卒業までを追っているので、彼女と親しかった与田祐希も頻出。
あとは生田絵梨花がまぁまぁ多かったでしょうか。
秋元真夏、桜井玲香、高山一実も私が顔と名前を覚えられる程度に登場。
 
面白いキャラだなぁと思ったのは大園桃子。
何を隠そう、私が泣かされたのは彼女。
みんなが乃木坂好き好き言うなかで、そうは言っていなかった彼女が、
「なんか、なんか、乃木坂も悪くないかも」と泣き笑いしながら言うシーン、
なんか、なんか、私も泣いてしまいました。
それと彼女の発言、「会えないことに、強くなる必要ってありますか」。
大好きな人に会えなくなる、そのことに鈍感になる必要は、確かにないね。
 
全然知らん子ばっかりやと思っていたのに、
『あさひなぐ』(2017)であの子もこの子も見てるやん、私。
齋藤飛鳥も本作で初めて知ったと思っていたけれど、
しっかり観てるがな私、『あの頃、君を追いかけた』(2018)で。
そのときも彼女のいちばん好きな作家が貫井徳郎ということを
ウィキペディアで知ってびっくりしてるがな。何度でも驚く(笑)。
ただし、貫井作品の中で彼女が特に好きだとして挙げる『乱反射』には同意するけれど、
いちばん好きだという『微笑む人』はまったく解せません。(^^;
 
『うた☆プリ』では全編爆睡、歌もまったく耳に入ってきませんでしたが、
乃木坂46の歌が良いことも初めて知りました。
カラオケ練習しよかなと思ってしもたがな。
 
今までまったく興味なくてすみません。
こういうのがあるからフリーパスって楽しいのに、
今年いっぱいでフリーパス特典終了なんて(泣)。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『パドマーワト 女神の誕生』 | トップ | 『トイ・ストーリー4』〈吹... »

映画(あ行)」カテゴリの最新記事