夜な夜なシネマ

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『映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の14本目@梅田)

2019年01月04日 | 映画(や行)
『映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS』
監督:高橋滋春
声の出演:種崎敦美,木村良平,東山奈央,小桜エツコ,関智一,
     檜山修之,子安武人,遊佐浩二,小栗旬,ブルゾンちえみ他

「無料鑑賞には席数に上限が設けられた旨が記されているけれど、
この席数制限はあってないようなものらしい」と書いた
のを訂正します。
ありました。(^^;

この日の朝にダンナがタイから帰国。
洗濯物などを片づけ、散髪に行くというダンナを送り出し、
晩に夙川で待ち合わせて、私は映画を観るべく午後から梅田へ。

『シュガー・ラッシュ:オンライン』を観るつもりでした。
できれば字幕版、もし満席なら吹替版を観ようと思い。
家を出る時点では残席半分だったから、間に合うと思ったのです。
劇場に着いたときにも電光掲示板を見たらまだ完売じゃなかったし。

しかし断られました。字幕版、吹替版、両方とも。
上限の席数がすでに出てしまったとのことで。
ならばもう観ていない作品は本作しかありません(泣)。

有人窓口で私の後ろに誰も並んでいなかったので、
「参考までに教えてください」と上限席数について尋ねてみました。
座席数の何割というふうに定められているそうです。
『シュガー・ラッシュ』のシアターは小さめだったから、
人数にするとすぐに上限に達してしまうのかもしれません。

結局“妖怪ウォッチ”かよぉと思いながら観ましたが、最後は泣きそうに(笑)。

東京・さくら元町。
運転手をかかえる身分の老人・下町シンが川にかかる橋の上で車を停める。
毎年こうして同じ場所でしばし佇む彼は、「今年も現れてはくれないのか」と寂しそう。
いったい彼は何を待っているのか。回想シーンへ。

1960年代。少年だったシンは、父親を亡くして病気の母親と二人暮らし。
新聞配達のアルバイトをして生活を支えていたが、
ある日、母親に謎の妖怪が取り憑き、暴走させられた母親は事故死してしまう。

生きる望みを失ったシンが川に飛び込んで自殺しようとしたとき、
同じ年頃の少年・高城イツキに引き留められる。
聞けばイツキの姉も謎の妖怪に取り憑かれ、命を落としたらしい。
イツキは謎の妖怪を一緒に倒そうじゃないかと言う。

そんな2人に声をかけてきたのが少女・有星タエ。
シンの後ろに守護霊が見えるとタエは言い、
その守護霊を引き連れたまま、3人は山姥屋敷と呼ばれる場所へ向かう。

イツキによれば、謎の妖怪を倒すために必要な妖怪ウォッチが山姥屋敷にある。
ところが屋敷に到着してみると、3人を襲ってきたのはタエの祖母。
実はタエの祖母も同じ妖怪に取り憑かれてしまったのだと。
シンの守護霊の活躍でなんとか戦うことができ、タエの祖母も元に戻る。

謎の妖怪は、女性の魂を奪う妖怪・玉藻前。
3人は協力して玉藻前に挑む覚悟を決めるのだが……。

なんといっても舞台は1960年代、大好きな昭和です。
風景に郷愁を感じ、それだけでものめり込めるというもの。
展開としては、最後は毎度おなじ。
僕の友だち、妖怪みんな出てきてボスキャラに総攻勢をかけるわけで、
珍しくもなんともありません。
だけど泣けるんだなぁ、このみんなでドドーッとという話は。
それにしてもぬらりひょん、男前すぎません?いつも思う。

何事も気の持ちよう。強く願えば何でも叶う。

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