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『TENET テネット』

2020年10月11日 | 映画(た行)
『TENET テネット』(原題:Tenet)
監督:クリストファー・ノーラン
出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン,ロバート・パティンソン,エリザベス・デビッキ,ディンプル・カパディア,
   アーロン・テイラー=ジョンソン,ヒメーシュ・パテル,マイケル・ケイン,ケネス・ブラナー他
 
TOHOシネマズ梅田にて、封切り直後に観ました。
 
予告編はプロローグ風のロングバージョンを含めて何十回と観ています。
きっとこれもややこしくてついていけんかもしれんなぁと心配でした。
ついていけません(笑)。さっぱり理解できていないけれど、でも面白い。
ついていけないのに150分まったく眠くならないんだから凄い。
 
「20分ルール」なんてなし、最初から緊迫してスピーディー。
 
ウクライナのオペラハウスでテロ事件が発生。
それを予期して人質救出作戦に参加したある男は捨て身の活躍を見せ、
その適性を見込まれて世界を救うミッションを託される。
 
男のミッションは、武器商人セイターにプルトニウムが渡らぬようにすること。
もしもセイターが目的のプルトニウムを入手すれば、世界が終わってしまうというのだが……。
 
って書くと、普通のアクション作品に思えますが、
時間を逆行させて未来から敵がやってくるから、ほら、もうわからない(笑)。
“TENET(テネット)”自体なんなのかを私は説明できません。(^O^;
 
敵のみならず、味方や自分も今のそれと未来からきたそれがいて、
未来からきた自分は今の自分に何が起こるかを知っているから、
なんとか今の自分や味方を助けようとする。
話についていけていないながらもそこで起きていることはとても面白くて頭をフル回転。
最後まで観れば「ほ〜」という感じです。
早く解説サイトが出てこないかなぁ。ある程度整理してから再鑑賞したい。
 
名もなき主人公を演じるのはデンゼル・ワシントンの息子、ジョン・デヴィッド・ワシントン
お父さんとはちょっと違うイメージで、ますます面白い俳優になりそうです。
主人公の相棒ニール役を務めるのはロバート・パティンソン
『トワイライト 初恋』(2008)の美しきヴァンパイア役でブレイクした人ですが、
綺麗な顔だけが売りみたいだった頃よりも今のほうがずっと人間味があって良い。
そうそう、あまりの顔立ちの変化に誰だかわからなかったのがアーロン・テイラー=ジョンソン
未来からきた味方部隊の隊長役が彼。ふた回り近く年上の奥さんとはまだ続いているのかな。
 
世界を手中に収めようとする悪い奴、セイター役にはケネス・ブラナー
彼の妻役にはこれまで悪女のイメージが強かったエリザベス・デビッキ。美しい。
マイケル・ケインがセイターについての情報を与えるクロズビー卿役でちらりと。
ノーラン監督組とも言える面々が脇を固めていて楽しい。
 
これはもう1回観なあかんでしょ。早く観たい!
……と書いたのが1回目を観た後。すでに2回目も観ました。
2回観てもまだ全然わからんけど、面白い!

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