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『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』

2020年03月16日 | 映画(さ行)
『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』
監督:中田秀夫
出演:千葉雄大,白石麻衣,成田凌,鈴木拡樹,音尾琢真,江口のりこ,
   高橋ユウ,今田美桜,田中哲司,原田泰造,井浦新他
 
TOHOシネマズ伊丹にて、2本ハシゴの2本目。
 
 
前作で起きた、黒髪の女性ばかりを狙った連続殺人事件。
刑事・加賀谷学(千葉雄大)が殺人鬼・浦野善治(成田凌)を逮捕して終結したかに思われた。
ところが、浦野の犠牲者が埋められていたのと同じ場所で、また遺体が発見される。
今回の遺体は茶髪のショートカットで、浦野の犠牲者とは異なるタイプ。
浦野が犯人なのか、それとも別に犯人がいるのか。
 
捜査は何の手がかりもつかめないまま混迷。
そんななか、いっさい話そうとしない収監中の浦野が、
加賀谷とならば話をしたいと言いはじめる。
浦野の要請どおり、彼に最高のスペックのパソコンを渡した加賀谷は、
本件の犯人と思われる“M”をあぶり出すよう、浦野に求める。
 
一方、加賀谷の恋人・美乃里(白石麻衣)は、結婚を考えてくれない加賀谷に業を煮やし、
そんなつもりもないのに別れを切り出してしまう。
苛立っている折にスマホから個人情報を盗まれ、謎の男に狙われるのだが……。
 
ネタバレはやめておきますが、音尾琢真のゲスっぷりが冴えています。
この人はそんな役がやっぱり似合いますけれど、
それだけにたまにいい人の役をすると涙が出そうなほどいい(笑)。
またたまに善人役を見てみたい。
 
原作では、この第2弾ではスマホなんて落とさないのですけれど、
中田秀夫監督はお茶目にオマケの話をくっつけて、ちゃんと落としています(笑)。
 
小説のほうはすでに第3弾が出ています。
それを読んでからだと、あの人、ほんとはこうなのよね、とか思うところも。
エンドロールの後を見ても、続編があることは間違いなし。
ま、なんだかんだでどうなるのか気になりますから、続編も観るでしょう。

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