『3月のライオン 前編』
監督:大友啓史
出演:神木隆之介,有村架純,倉科カナ,染谷将太,清原果耶,佐々木蔵之介,
加瀬亮,前田吟,甲本雅裕,板谷由夏,伊藤英明,豊川悦司他
十三から梅田へ移動。その間20分のハシゴは可能か。
前述の『人生フルーツ』を観終わったのが11:40。すぐに阪急十三駅へ。
ここで失敗したのが、思いのほか早く十三駅へ着いたということ。
十三から梅田へは、京都線、宝塚線、神戸線のいずれでも行ける。
11:48か11:50には乗れるだろうと、どの線かをメモして出かけていましたが、
もっと早く駅に着いてしもた。
京都線のホームへ上がったら、神戸線に電車が停車中なのが見え、
続いて宝塚線にも電車が入ってくるではないですか。なんか悔しい。
各駅停車でも中津駅に停まらんのは京都線だけやからと自分をなぐさめ、
結局メモしていたとおりの11:48で梅田へ。
もっと早く着けたのになぁ、TOHOシネマズ梅田へ。
とはいうものの、本作開始の12:00までは5分以上あり。余裕です、このハシゴ。
羽海野チカ原作の将棋漫画を大友啓史監督が実写映画化。
このごろ流行なのか、前後編に分けた作品。
前編がしょうもなくても渋々観に行ってしまうやん後編と思うけれど、
本作はとても面白い。渋々じゃなく喜んで、後編も観に行きます。
桐山零(神木隆之介)は、幼いころに家族を失い、
父親の友人だった将棋のプロ棋士・幸田柾近(豊川悦司)に引き取られる。
自分の居場所を得たい一心で将棋の勉強を重ねた結果、
史上5人目の中学生プロ棋士としてデビューを果たす。
しかし、やはりプロ棋士を目指していた幸田の娘・香子(有村架純)は、
プロになるのはあきらめろと父・幸田から言われ、零を激しく憎む。
家を出て行くと香子が言いはじめたことから、
責任を感じた零は自ら家を出てアパートを借り、
17歳の高校生でありながら一人で暮らすように。
ある日、先輩棋士の松本一砂(尾上寛之)や三角龍雪(中村倫也)に
スナックに連れて行かれた零は、酒を飲んで酔っぱらう。
ぶっ倒れているところを通りかかったのが川本あかり(倉科カナ)。
彼女は零を放置しておけずに自分の家へ連れ帰る。
翌朝、目覚めた零の前に、あかりとその妹で中学生のひなた(清原果耶)、
保育園児のモモ(新津ちせ)の温かく明るい笑顔が。
こうしてはじまった零と川本家の交流。
母親を亡くした川本家をあかりが切り盛り。
昼間は祖父の相米二(前田吟)が営む和菓子店を姉妹で手伝い、
夜は伯母の美咲(板谷由夏)が経営するスナックに
あかりはホステスとして勤務しているらしい。
将棋好きの相米二は、天才棋士の零と会えて大喜び。
零も川本家と過ごす時間にやすらぎを感じる。
ところがアパートに帰ると香子が待っていて……。
痛々しい神木くんと、珍しく性格の悪い女子を演じる架純ちゃん。
デブメイクで最初は誰かわからなかった、友人棋士役の染谷くん。
この染谷くんには終盤泣かされました。
意地の悪い先輩棋士かと思いきや、ワラかしてくれる尾上くん。
この辺りの若者もいいけれど、それ以上にオッサン連中がいいですねぇ。
アラフィフのトヨエツ、佐々木蔵之介はもちろんのこと、
四十路に突入した加瀬亮や伊藤英明も十分にオッサン。
将棋連盟会長役の岩松了や斉木しげるら還暦を過ぎている爺ちゃんたちも良し。
そんななか、若手でいちばん惹かれたのは、
零の担任教師役の高橋一生かもしれません。
彼が長澤まさみと共演中のdTVのCMが映画館でもよくかかるのですが、
いつも見入ってしまいます。あの普通っぽさに惹かれる。
『聖の青春』(2016)を観たときも思ったけれど、
将棋って堂々のスポーツなんですね。
原作ファンがどう思うのかはわかりませんが、
原作未読の将棋知らずでも楽しめます。
監督:大友啓史
出演:神木隆之介,有村架純,倉科カナ,染谷将太,清原果耶,佐々木蔵之介,
加瀬亮,前田吟,甲本雅裕,板谷由夏,伊藤英明,豊川悦司他
十三から梅田へ移動。その間20分のハシゴは可能か。
前述の『人生フルーツ』を観終わったのが11:40。すぐに阪急十三駅へ。
ここで失敗したのが、思いのほか早く十三駅へ着いたということ。
十三から梅田へは、京都線、宝塚線、神戸線のいずれでも行ける。
11:48か11:50には乗れるだろうと、どの線かをメモして出かけていましたが、
もっと早く駅に着いてしもた。
京都線のホームへ上がったら、神戸線に電車が停車中なのが見え、
続いて宝塚線にも電車が入ってくるではないですか。なんか悔しい。
各駅停車でも中津駅に停まらんのは京都線だけやからと自分をなぐさめ、
結局メモしていたとおりの11:48で梅田へ。
もっと早く着けたのになぁ、TOHOシネマズ梅田へ。
とはいうものの、本作開始の12:00までは5分以上あり。余裕です、このハシゴ。
羽海野チカ原作の将棋漫画を大友啓史監督が実写映画化。
このごろ流行なのか、前後編に分けた作品。
前編がしょうもなくても渋々観に行ってしまうやん後編と思うけれど、
本作はとても面白い。渋々じゃなく喜んで、後編も観に行きます。
桐山零(神木隆之介)は、幼いころに家族を失い、
父親の友人だった将棋のプロ棋士・幸田柾近(豊川悦司)に引き取られる。
自分の居場所を得たい一心で将棋の勉強を重ねた結果、
史上5人目の中学生プロ棋士としてデビューを果たす。
しかし、やはりプロ棋士を目指していた幸田の娘・香子(有村架純)は、
プロになるのはあきらめろと父・幸田から言われ、零を激しく憎む。
家を出て行くと香子が言いはじめたことから、
責任を感じた零は自ら家を出てアパートを借り、
17歳の高校生でありながら一人で暮らすように。
ある日、先輩棋士の松本一砂(尾上寛之)や三角龍雪(中村倫也)に
スナックに連れて行かれた零は、酒を飲んで酔っぱらう。
ぶっ倒れているところを通りかかったのが川本あかり(倉科カナ)。
彼女は零を放置しておけずに自分の家へ連れ帰る。
翌朝、目覚めた零の前に、あかりとその妹で中学生のひなた(清原果耶)、
保育園児のモモ(新津ちせ)の温かく明るい笑顔が。
こうしてはじまった零と川本家の交流。
母親を亡くした川本家をあかりが切り盛り。
昼間は祖父の相米二(前田吟)が営む和菓子店を姉妹で手伝い、
夜は伯母の美咲(板谷由夏)が経営するスナックに
あかりはホステスとして勤務しているらしい。
将棋好きの相米二は、天才棋士の零と会えて大喜び。
零も川本家と過ごす時間にやすらぎを感じる。
ところがアパートに帰ると香子が待っていて……。
痛々しい神木くんと、珍しく性格の悪い女子を演じる架純ちゃん。
デブメイクで最初は誰かわからなかった、友人棋士役の染谷くん。
この染谷くんには終盤泣かされました。
意地の悪い先輩棋士かと思いきや、ワラかしてくれる尾上くん。
この辺りの若者もいいけれど、それ以上にオッサン連中がいいですねぇ。
アラフィフのトヨエツ、佐々木蔵之介はもちろんのこと、
四十路に突入した加瀬亮や伊藤英明も十分にオッサン。
将棋連盟会長役の岩松了や斉木しげるら還暦を過ぎている爺ちゃんたちも良し。
そんななか、若手でいちばん惹かれたのは、
零の担任教師役の高橋一生かもしれません。
彼が長澤まさみと共演中のdTVのCMが映画館でもよくかかるのですが、
いつも見入ってしまいます。あの普通っぽさに惹かれる。
『聖の青春』(2016)を観たときも思ったけれど、
将棋って堂々のスポーツなんですね。
原作ファンがどう思うのかはわかりませんが、
原作未読の将棋知らずでも楽しめます。