夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『モアナと伝説の海』

2017年03月20日 | 映画(ま行)
『モアナと伝説の海』(原題:Moana)
監督:ジョン・マスカー,ロン・クレメンツ
声の出演:アウリイ・クラヴァーリョ,ドウェイン・ジョンソン,レイチェル・ハウス,
     ジェマイン・クレメント,テムエラ・モリソン,アラン・テュディック他

前述の『xXx(トリプルX) 再起動』とハシゴ。
これもTOHOシネマズ梅田にて。

吹替版のみしか上映していない劇場も多く、
字幕版を上映しているとしても吹替版より回数が少ない。
ちょうどタイミングよく字幕版を観ることができました。

南の海に浮かぶモトゥヌイ島。
村長の娘として産まれたモアナは、いずれ村を司る役目を担うことを約束された身。
島には決して珊瑚礁を超えて外洋に出てはならないという掟があり、
現村長である父親はそれを頑なに守っているが、
モアナはそれがなぜだかわからず、外の海を見たくてたまらない。

そんなモアナに、祖母が話して聞かせてくれたのは、
かつては島民たちは海に出ていたのだという事実。
ところが、半神半人のマウイが命の女神テ・フィティの“心”を盗み、
そのせいで世界は暗黒の闇に包まれつつある。
やがて果実も魚も死に絶えてしまうだろう。
そうなる前にマウイを探し出し、テ・フィティに心を返さねばならないと。

幼い頃、海と強い結びつきを感じる体験をしたモアナ。
その様子を見ていた祖母は、モアナこそが海に選ばれし者だと信じている。
祖母に背中を押され、両親の目をかいくぐってモアナは旅立つのだが……。

やっと見つけたマウイは、モアナの話に耳を貸そうとしません。
なんとかマウイをその気にさせて、ふたりの航海が始まります。

ミュージカルアニメーション、楽しいですねぇ。
ストーリーは王道中の王道、安心して子どもさんと観られます。
絵自体はあまり好みだとは言えないのですが、海と空がとにかく綺麗。

モアナの声に抜擢されたアウリイ・クラヴァーリョはまだ14歳なのだとか。
素晴らしい歌声を聴かせてくれます。
マウイ役のドウェイン・ジョンソン、ピッタリです。
笑ったのは、どうしようもないニワトリの声がアラン・テュディックだということ。
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)ではK-2SOの声を担当、
こんな言葉にならない声ばっかり、どうして(笑)。

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