さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪ 隣家の庭で、 がん相談を聞いている。  空には雲ひとつ…

2016年06月26日 23時47分53秒 | 患者による患者のためのがん相談
6月26日(日) 晴

梅雨の晴れ間の日曜日。
スケジュールぱんぱんのさくらの6月の、得がたい安息日だ。

以前から氣になっていた、お隣りの庭にまで枝を伸ばす我が家のキーウィの伐採!
次男が大阪勤務の折は、帰省の度に高枝伐り鋏で伐り落としてくれてたのに、今は東京に赴任してしまって自分でせざるを得なくなった。

2人の息子にも得手不得手があって、長男はこのテの仕事は不得手で、むしろさくらが植木の剪定や草引きを手伝いに行っている。


                   

大空に向かって何かを求めるように枝を伸ばしていた、キーウィ。
1時間足らずでさっぱりした。

さくら。
ヤレば、出来るじゃないか!

                               ◆

携帯電話が鳴った。
「長男のお嫁さんが、乳がんなんです。 昨年初孫ができたばかりなのに…」
お若い彼女は、胸のしこりが氣になって触ったり揉んだりしておられたそうだ。

「そうしたら、しこりがつぶれたんですって!」、「えっ、まさか!」
レアケースなので、少し驚いた。

患者さんが仕事を持っておられるのと、彼女の実家が九州と遠く相談者もフルタイムの仕事を持っておられて、さて、手術・入院と進んだ場合に、ベビーのお世話をどうするのか?

フルタイムで責任を背負って働く女性が増え、疲れや睡眠不足、ストレスなどが重なってがんの発症を見るケースも多くなった。
子育て真っ最中のママががんになったとき、自らの抗がん闘病のほかに育児が大きい負担となって襲いかかる。

幸い高度医療の専門病院が近いので外来受診をお勧めし、保育の相談はぜひ市役所の市民相談sつに相談されるようにアドバイスをした。
「もしや、それでもまにあわないようなら、私のスケジュールを出来るだけ調整して、赤ちゃんのお世話を手伝いましょう」とと言ってしまった。

隣家の庭で聴いている名張市のがん相談。
相応の覚悟を持って、肩を貸すことはもちろん背負ってあげることだって、厭わない。

さくらは23年前、自分が抗がん闘病の途を歩み始めたころ、家族はもちろん逝かれた恭子ねえさん、郷里の松阪高校・学友の皆々さまに、一方ならぬ看病や支援をいただいて、今の安寧に至っている。

「人生は、どこかで誰かに借りたものを、いつか誰かに返しつつ行く旅」。
さくらがこれまでにいただいた有難い恩義を、いま困っておられるあなたにお貸ししましょう。

そうして、いずれあなたが回復なされたときに、どなたか困っておられる方に、どうぞ返してあげて!

思いがけないがん相談を終えて、見上げる空には悠々と白い雲がひとつ。
                  

                   

さくら@猫ひた農園のトマトが1個、色づいた。
もぎ取って、そのままほおばった。

瑞々しく美味しかった!

苗を買いに行き植えてくださったご近所のヤマムラさん、ありがとうございますぅ。

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