さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪郵便局に走って、「あー、開いてて、良かった!」

2012年01月28日 23時55分55秒 | さくら的非日常の日々
1月27日(土) 晴

明日から友人の香代子さんと富士山の見える、エクシブ山中湖に2泊することになっている。

恭子ねえさんもオーナーだったので、抗がん治療を終えたほどなくの頃、恭子ねえさんの一家8人と我が家の4人とでずいぶんと贅沢な2泊3日を楽しませてもらった。

エクシブのレストランは壁面がガラス貼りになっており、さながら額縁に入れた富士山を眺める趣きがあった。

当時の私は、15㌢×30㌢ほどのプラ籠に、ミキプルーンにプロポリス、アガリクスやビタミン類をぎっしり詰め込み、ミネラルウォーターで作ったプルーンジュースに、あれやこれやありったけの健康食品を混ぜてシェイクし、それを朝晩飲んでいた。
飲まないと、がん細胞が増殖するような強迫観念に襲われていたのだった。

自分だけでは足らずに、恭子ねえさんや姪の由美子や静達にも、「食は命の養い♪ 食べて元気になろうね」と押しつけたりもしていた。

あれから15年。
姉はすでに亡く、由美子は2人の孫の祖母になり、真木は結婚して2女の父となった。
先に結婚した寿木も今や2男の父であり、月日の経過の早さに驚くばかりである。

のっけから話が逸れた。

お世話になった方がご入院と知ったので、ほかに金つなぎの病友にも心ばかりのお見舞いを送りたく、また、30日からカニツアーに行かれる高校時代の友人がたに、不参のお詫びと近況報告のコピーなどを30日までに届けたく、いずれにしても今日が土曜日と気づいて、慌てて郵便局に走る。

開いてた♪
…ほっ。

            

冷え込む一日、ストーブの上でシーフードのトマトチャウダーを煮込む。
ことこと、煮込む。

心もことこと、温まる。


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