
締切りの迫った原稿をそのままに
名張の花火見物~


ママ






早朝から「みるくぅ~♪」の声とともに、ゆきちゃん、はるちゃんがやって来た。
ママがお勤めに出ての、夏休み。「ばぁば~♪、明日行ってもい~い?」と言いつつ、来れば何よりも「みるくぅ~♪」だ。
アニマルセラピーの効用は、患者、老人だけじゃないね!
午後は、自由水泳に行くというふたりを送り出し、津市に赴く。「三重県緩和医療提供体制検討部会」、三重大付属病院、各県立病院などのしかるべき方々とこれからの緩和ケアについて意見を積み上げる。
前回のこの会議から今日までに、5人の病友を見送った。終末、痛みに苦しんだ方もおられたし、たとえようのない倦怠感、虚脱感に苛まれた人も…
「怖いんです…」、ホスピスからの電話はあえぐような暗い声で今も耳に残っている。
※悦子さん、ケアをほんとうにありがとう!
がん患者の緩和ケア、待ったなし!
悠長なこと、言ってられないんだから…

会議室で、久しぶりに三重県病院事業庁の志願兵さまにお会いする。
県立病院の所轄官庁が病院事業庁だと知ったのは、昨年に招聘された同庁の「緩和ケア検討委員会」のおかげ。がん医療、緩和ケアの一方の主役である患者の意見が反映されることのなかった医療界の後進性を、志願兵さまの関わるこの委員会は、スルッとクリア。金つなぎの会代表が席につきました~。
結果、国が最近がん患者会の代表を関連委員会に招聘する流れになってきた、その先鞭をつけましたね。三重の病院事業庁は!
津から名張に戻り、ママとゆきちゃん、はるちゃんと「名張の花火」を見に行く。パパは仕事で遅くなるそうで…





市内で一番の高台にあるマンションの4階踊り場に上がり、「ごめんなさいね、一緒に見せてね!」って。
何しろ、逝友が天空で見ておられるのよ。「ようこそ!名張の花火へ…」、一緒に見てますよぉ、って言わなければ…
午後9時半、帰宅。雑誌の原稿を書き始めたのに、椅子に座ったまま寝てしまい、気が付いたら、画面いっぱいに、ううううううううううううううううううううううううううううううう……………、右手の中指がUキーに乗っかってた。
午前3時、5行しか進まない原稿をおいたまま、爆睡。


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